北沢防衛相は23日午前、東京・米軍横田基地を訪問し、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて来日し、近く帰国する米海兵隊放射能等対処専門部隊(CBIRF)と陸上自衛隊中央特殊武器防護隊の共同訓練を視察した。
防衛相は在日米軍のフィールド司令官とともに、放射能漏れ事故現場からの救助、放射性物質を洗い落とす「除染」などの訓練を視察。約150人のCBIRF隊員を前に「日本の大きな災害を受け、米軍が最精強部隊を派遣してくれたことに心から感謝する」と述べた。
CBIRFは、放射能漏れ事故などの「緊急事態」が発生した際に汚染地域に駆けつけ、住民の救助や除染を行うことが任務で、今月2日以降、順次来日していた。
(2011年4月23日13時07分 読売新聞)
No comments:
Post a Comment