Saturday, April 23, 2011

22/04 東電と保安院が共同会見…食い違い防止で

 海江田経済産業相は22日の閣議後の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所事故について東電と経産省原子力安全・保安院が個別に開いている記者会見を、1日1度は両者の共同記者会見とする方針を明らかにした。

 25日から実施する。政府と東電が設置した「福島原子力発電所事故対策統合本部」の記者会見と位置付け、本部事務局長の細野豪志・首相補佐官や東電、保安院の担当者が出席する。

 東電と保安院が、それぞれ1日に数度開く記者会見で、説明内容が食い違うケースがあるからだ。

 共同記者会見は、原則として毎日夕方、東電本店で行う。原子力安全委員会や文部科学省などの担当者も同席する。

 ただ、東電と保安院は当面の間、1日数度の個別記者会見も従来通り続ける方針だ。

(2011年4月22日23時30分 読売新聞)

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