2011/7/8付
九州電力の社員らが玄海原子力発電所２、３号機の再稼働をめぐる国主催の説明会に「やらせメール」を送っていた問題が明らかになった。社員らが一般市民を装い、再稼働を支持するメールを送っていた。
説明会は玄海原発の再開について、賛否両面から佐賀県民の率直な意見を聴く場として企画された。当事者である電力会社の社員が身分を隠し、一方的な意見を送ったのは、説明会の公平性を踏みにじる。原子力利用の大原則である「民主的な意思決定」にも反する。
福島第１原発の事故で国民は原発に不安を募らせている。原発関係者が謙虚に反省しなければならないこの時期に、九電の行為は情けない。
やらせメールは、経済産業省の主催で６月26日に佐賀市で開いた説明会に送られた。その４日前、九電の原子力発電部門の社員が本社や子会社の複数の社員に「一国民の立場」から玄海原発の再開を支持する意見を送るように依頼したという。
説明会が開かれた時点で、佐賀県玄海町長や県知事は再稼働について態度を保留していた。やらせメールが首長の判断に影響を与えた可能性もあった。九電が組織ぐるみで「見せかけの県民世論づくり」を意図していたのなら、許されない。
真部利応社長は７日、「（社長を）続けるにしても長くはない」と辞任を示唆した。だが前日の記者会見で自身の関与について「ノーコメント」と繰り返し、「そんなに大きな問題ですか」と述べた。事の重大さの認識が希薄だったのではないか。
電力会社は地域の電力供給をほぼ独占し、地域経済に強い影響力をもつ。そのおごりと甘えが今回の問題の背後になかったか。外部の専門家を交えて徹底した調査が必要だ。
一方で、説明会の開き方にも問題があった。出席者は経産省が募った地元商工団体幹部や主婦ら７人に限られ、ケーブルテレビなどで公開された。本来なら、多数の市民が自由に意見を言える場とすべきだ。
福島原発の事故の遠因には「原子力ムラ」と呼ばれる閉鎖的な体質があったとされる。これから原子力政策の進め方を冷静に議論するためにもまず、電力会社が閉鎖的な体質から脱却しなければならない。
Friday, July 8, 2011
08/07 経産相辞意―「内閣崩壊」の異常さ
またひとり、大臣が辞意を口にした。これでは、学級崩壊ならぬ、内閣崩壊である。
こんどは海江田万里経済産業相だ。きのうの国会で「いずれ時期が来たら責任をとらせていただく」と述べた。来月、原発事故の損害賠償の枠組みを定める法律の成立のめどがつくころを念頭に置いているようだ。
松本龍復興担当相が就任９日で辞めたばかりだ。
内閣が直面する２大課題は、震災対応と原子力政策である。その２人の看板大臣が相次いで退場していくことになるのは、政権にとって極めて異常かつ深刻な事態というほかない。
海江田氏は先月、原発の「安全宣言」をし、佐賀県を訪れて「安全性は国が責任を持つ」と説明した。だから、玄海町長は原発の運転再開を認めた。
東日本大震災のあと、停止中の全国の原発のなかで初めて、玄海原発が再稼働する可能性が生まれていた。
ところが、菅直人首相が新たに安全性評価（ストレステスト）の実施を指示し、安全を再確認する姿勢に転じたため、玄海町長は容認を撤回した。
海江田氏は、こうした地元の混乱の責任をとるという。
あの事故のあと、早々と安全を宣言することに無理があった。海江田氏がもし、メンツをつぶされたことに腹を立てているなら、情けないの一言だ。
だが、原発再稼働という喫緊の課題すら、閣内の意思疎通が欠けていた現実の方が驚きだ。
責任は首相にある。安全宣言の前に海江田氏を押しとどめ、ストレステストを指示していれば、混乱は起こらなかった。
もちろん宣言のあとでも、改めるのをためらうことはない。それにしても、まず内閣の考え方を整理してほしい。テストが再稼働の条件かどうかもはっきりしないのは、おかしい。
政策を実現するために、ともに汗をかくチームをつくるのが政治の第一歩だ。首相はそれを軽視しすぎている。今回のテストもその一例といえる。
せっかく良い方向性を示しても、進め方が下手でチームが壊れれば、政治は動かない。それは政権の終わりを意味する。
首相は赤字国債の発行を認める法律や再生可能エネルギー特別措置法の成立などの「退陣３条件」を掲げている。いずれも必要だと私たちも考える。だから、速やかに３条件を満たすことを与野党に求めてきた。
しかし、自壊していく内閣にやりきる力が残っているのか。ここまでくると、強く危惧せざるをえない。
こんどは海江田万里経済産業相だ。きのうの国会で「いずれ時期が来たら責任をとらせていただく」と述べた。来月、原発事故の損害賠償の枠組みを定める法律の成立のめどがつくころを念頭に置いているようだ。
松本龍復興担当相が就任９日で辞めたばかりだ。
内閣が直面する２大課題は、震災対応と原子力政策である。その２人の看板大臣が相次いで退場していくことになるのは、政権にとって極めて異常かつ深刻な事態というほかない。
海江田氏は先月、原発の「安全宣言」をし、佐賀県を訪れて「安全性は国が責任を持つ」と説明した。だから、玄海町長は原発の運転再開を認めた。
東日本大震災のあと、停止中の全国の原発のなかで初めて、玄海原発が再稼働する可能性が生まれていた。
ところが、菅直人首相が新たに安全性評価（ストレステスト）の実施を指示し、安全を再確認する姿勢に転じたため、玄海町長は容認を撤回した。
海江田氏は、こうした地元の混乱の責任をとるという。
あの事故のあと、早々と安全を宣言することに無理があった。海江田氏がもし、メンツをつぶされたことに腹を立てているなら、情けないの一言だ。
だが、原発再稼働という喫緊の課題すら、閣内の意思疎通が欠けていた現実の方が驚きだ。
責任は首相にある。安全宣言の前に海江田氏を押しとどめ、ストレステストを指示していれば、混乱は起こらなかった。
もちろん宣言のあとでも、改めるのをためらうことはない。それにしても、まず内閣の考え方を整理してほしい。テストが再稼働の条件かどうかもはっきりしないのは、おかしい。
政策を実現するために、ともに汗をかくチームをつくるのが政治の第一歩だ。首相はそれを軽視しすぎている。今回のテストもその一例といえる。
せっかく良い方向性を示しても、進め方が下手でチームが壊れれば、政治は動かない。それは政権の終わりを意味する。
首相は赤字国債の発行を認める法律や再生可能エネルギー特別措置法の成立などの「退陣３条件」を掲げている。いずれも必要だと私たちも考える。だから、速やかに３条件を満たすことを与野党に求めてきた。
しかし、自壊していく内閣にやりきる力が残っているのか。ここまでくると、強く危惧せざるをえない。
08/07 天声人語
「サクラ」の語源ははっきりしないらしい。春に咲くサクラではない。客を装って品物をほめたり、高く買ったりして購買心をあおるサクラのことだ。露天商の隠語から広まったらしいと手元の辞典にはある▼さて、電力会社にはどんな隠語があるのだろう。玄海原発の運転再開をめぐる県民向け説明会に絡み、九州電力の幹部が再開賛成の「サクラメール」を送るよう子会社などに指示していたことが露見した。会社思いの幹部の「単独犯行」と思う人は、まずいまい▼企業の「文化」か、あうんの呼吸の上意下達か。社長の謝罪会見も奇態だった。「責任は私に」と言いつつ、関与を聞かれるとはぐらかした。押し問答が続き、途中でメモを渡されて「指示はしていません」。虚実と損得を天秤（てんびん）に掛けたのが丸見えだ▼ものごとの倒錯を表すのに、足を削って靴に合わせる愚の例えがある。原発は事実を曲げ、真実を隠して「神話」という靴をはいてきた。そのうえ世論をゆがめる企てときては、欺瞞（ぎまん）はいよいよ深い▼原発の怖さは放射能だけではない。反原発を貫いた故高木仁三郎氏の一冊から拝借すれば、こういうことだ。〈ひとつの原発の建設は、その他の選択肢をすべて圧殺してしまう。巨大な資本が投入され、地域経済も支配される。巨大権力集中型のエネルギー社会を否応（いやおう）なしに生み出していく〉▼聞けば海江田経産相も辞意を固めたそうだ。地震列島にこの政治、この電力会社。信ずべきものがいよいよ見つからない。
08/07 憂楽帳：世界遺産・西湖
小笠原の世界遺産決定に沸いた日、中国浙江省杭州市の西湖も世界文化遺産に選ばれた。満潮時に川の水が逆流することで有名な銭塘江の堆積（たいせき）物でせきとめられた自然の湖で、蘇東坡や白居易らが詩に詠んだ中国を代表する景勝地だ。「○○西湖」と名のつく湖は中国各地にあるが、本家はここ。中国の世界遺産としては４１番目になる。
清朝の乾隆帝が、江南視察で訪れた西湖を忘れられず、北京郊外に模して造らせたのが頤和園（いわえん）の昆明湖。西太后が軍事費を流用して改修、北洋艦隊の装備が更新できず日清戦争の敗因になったともいわれる。本家より先に９８年に世界遺産となった。
福岡市の大濠公園も大正末、東京帝大の本多静六教授と弟子の永見健一講師が西湖をモデルに設計したという。
西湖３３２３ヘクタール、昆明湖２２０ヘクタール。皇帝なら輿（こし）に乗ればいいが、旅行者が回るとなると足が棒になった。馬英九台湾総統も１０年前、台北市長時代に来福、大濠公園でジョギングを楽しんだ。運動不足のわが身も、池面積２２ヘクタール、１周２キロの大濠公園あたりがちょうどいいか。中国世界遺産全制覇まであと１３カ所。足腰を鍛えねば。【小林猛夫】
毎日新聞 2011年7月8日 西部夕刊
08/07 よみうり寸評
７月８日付
「政府のやり方は人を小ばかにしている。九州電力のやらせメールは言語道断」と佐賀県玄海町の岸本英雄町長。不信と憤慨は当然だ◆国のエネルギー政策の両輪、政府と電力会社がそろって原発立地の自治体、ひいては広く国民に不信をばらまいてどうする◆岸本町長は政府のお墨付きを信じ、玄海原発の再稼働をいったんは了承した。が、撤回に転じたのは無理もない。了承後、唐突にストレステスト（耐性検査）の話。順序が違う。首相は思いつきでものを言い過ぎる。「小ばかにして」と思う◆そんなところへ、やらせメール事件だ。九電には了承の際「ヒューマンエラーがないよう強く要請したのに」。やらせはエラー以前の問題。卑しさが情けない◆「九電との信頼関係に亀裂が入った」と町長。県民への説明会の公正を疑わせては再稼働賛成派も反発する。原発の安全神話の成立にも不信を生む逆効果の愚行◆九電社長の謝罪会見も差し入れられたメモで話が変わるお粗末。最高責任者らしからぬ会見だった。
（2011年7月8日13時44分 読売新聞）
08/07 Expert's Expo point of view
| CRI | July 08, 2011 10:36 By Agencies |
Wu Xueping, deputy director of Xi'an Municipal Bureau of Landscape and Forestry. Photo: CRI
The ongoing Xi'an International Horticultural Expo is a great place to sample the subtle differences between the gardening culture of the East and the West, said an expert in ancient gardening and architecture.
Wu Xueping, deputy director of Xi'an municipal bureau of landscape and forestry, said in an exclusive interview with CRI reporters that visiting the 109 unique gardens at the garden expo is something not to be missed for garden lovers.
The different characteristics of different nations of the world are embodied in their garden culture, Wu Xueping said.
Commenting on a recently concluded competition in which over 170 gardening artists from home and abroad presented 300 flower arrangement artworks to vie for visitor attention, Wu Xueping said it is interesting if one could tell the cultural differences those artworks represent.
"The oriental flower arrangement aims at demonstrating the individual beauty." said Wu, "the oriental style strives to display the beauty of one flower, one leave, or one single posture of the plant. The leaves and branches of the flower are paid with equal attention as they are indispensable to the meaningful posture of the artwork. The oriental way delivers the beauty of simplicity."
"The western flower arrangement specializes in bringing about visual impact by the formation of a collection of flowers." Wu continued. "The color is eye-catching. The postures are simple. It displays its intention through simple geometric patterns like "O" shape, "L" shape and oval shape. It is about the overall beauty."
It is quite interesting when you consider actually it is the West that is famous for individualism and the East collectivism.
As an expert who has worked in the garden design for some 30 years, Wu Xueping proceeded to share with CRI reporters her overall impression of the garden designers of the East and the West.
"The Chinese garden designers are like poets inking down a literature piece. Their ways are elusive and better to be guessed than known for sure. They aim to incorporate the image of nature, the thoughts in their minds, and the Chinese cultural blood into their artworks." Wu Xueping said.
"The western garden designers emphasize order, pattern, accuracy and overall appearance. Their ways of expression are direct and straightforward. Take the parterre for instance, it forcibly trim the plant into the shape as desired by the gardener. The western garden designers are like mathematicians writing down a formula." Wu added.
The expert on Chinese gardens went on further to explain the unique garden aesthetics of the Chinese.
"Ancient Chinese believe that gardening is man's artistic way of recreating the natural landscape." Wu Xueping said. "Gardens are created for men. So what man wants -- mountains, rivers, woods, and open grounds - are all duly created and incorporated in a Chinese garden. It caters to men's need of getting close to nature."
"The Perfect Chinese Garden should be made out of the hand of man, but following the hints of Nature." She paraphrased a credo from an ancient garden classic.
Among the 109 gardens at the expo site, about half of them are provided by different provinces or regions in China. 10 are from different counties inside Shaanxi Province.
According to Wu Xueping, all the gardens from China have reflected the unique Chinese concept and techniques of creating a garden, from layout of the landscape to the use of water and vegetation.
Some of these gardens are decorated with cultural hallmarks, like the Xianyang Garden being furnished with a miniature sculpture series of Qin Shi Huang, China's first emperor, to display the culture-rich province's splendid heritage.
The ongoing Xi'an International Horticultural Expo is a great place to sample the subtle differences between the gardening culture of the East and the West, said an expert in ancient gardening and architecture.
Wu Xueping, deputy director of Xi'an municipal bureau of landscape and forestry, said in an exclusive interview with CRI reporters that visiting the 109 unique gardens at the garden expo is something not to be missed for garden lovers.
The different characteristics of different nations of the world are embodied in their garden culture, Wu Xueping said.
Commenting on a recently concluded competition in which over 170 gardening artists from home and abroad presented 300 flower arrangement artworks to vie for visitor attention, Wu Xueping said it is interesting if one could tell the cultural differences those artworks represent.
"The oriental flower arrangement aims at demonstrating the individual beauty." said Wu, "the oriental style strives to display the beauty of one flower, one leave, or one single posture of the plant. The leaves and branches of the flower are paid with equal attention as they are indispensable to the meaningful posture of the artwork. The oriental way delivers the beauty of simplicity."
"The western flower arrangement specializes in bringing about visual impact by the formation of a collection of flowers." Wu continued. "The color is eye-catching. The postures are simple. It displays its intention through simple geometric patterns like "O" shape, "L" shape and oval shape. It is about the overall beauty."
It is quite interesting when you consider actually it is the West that is famous for individualism and the East collectivism.
As an expert who has worked in the garden design for some 30 years, Wu Xueping proceeded to share with CRI reporters her overall impression of the garden designers of the East and the West.
"The Chinese garden designers are like poets inking down a literature piece. Their ways are elusive and better to be guessed than known for sure. They aim to incorporate the image of nature, the thoughts in their minds, and the Chinese cultural blood into their artworks." Wu Xueping said.
"The western garden designers emphasize order, pattern, accuracy and overall appearance. Their ways of expression are direct and straightforward. Take the parterre for instance, it forcibly trim the plant into the shape as desired by the gardener. The western garden designers are like mathematicians writing down a formula." Wu added.
The expert on Chinese gardens went on further to explain the unique garden aesthetics of the Chinese.
"Ancient Chinese believe that gardening is man's artistic way of recreating the natural landscape." Wu Xueping said. "Gardens are created for men. So what man wants -- mountains, rivers, woods, and open grounds - are all duly created and incorporated in a Chinese garden. It caters to men's need of getting close to nature."
"The Perfect Chinese Garden should be made out of the hand of man, but following the hints of Nature." She paraphrased a credo from an ancient garden classic.
Among the 109 gardens at the expo site, about half of them are provided by different provinces or regions in China. 10 are from different counties inside Shaanxi Province.
According to Wu Xueping, all the gardens from China have reflected the unique Chinese concept and techniques of creating a garden, from layout of the landscape to the use of water and vegetation.
Some of these gardens are decorated with cultural hallmarks, like the Xianyang Garden being furnished with a miniature sculpture series of Qin Shi Huang, China's first emperor, to display the culture-rich province's splendid heritage.
E-mail
08/07 編集手帳
７月８日付
吉野弘さんの詩、『黒い鞄 』の一節を。〈私は、ひどく嫌いなんだ／自分の持物を自分の身体の一部と感じない人が――／人込みの中、持物を他人にぶつけて平気な人が…〉◆一国の政治は大きな荷物である。背負う人が前触れもなしに回れ右をすれば、周囲が迷惑する。「安全性が確認された原発は稼働させる」方針を、菅首相が一夜にして反古 にした。一転、安全確保の新基準を満たさない場合には稼働させないという◆気の毒なのは、突然の方向転換で荷物の角に頭をぶつけた人たちである。原発を抱える自治体は朝令暮改に困惑している。上司の気まぐれに業を煮やしてか、海江田万里経済産業相は辞意をもらした◆政権の延命には「脱原発」を争点にした衆院解散をちらつかせ、批判勢力を牽制 するに限る。世間受けのいい“脱原発の闘士”という仮面をかぶっておけば、野党は解散をいっそう怖がるだろう、シメシメ…と、気まぐれの裏側にゲスの勘ぐりをしてみる。首相の「卑」はどうやら小欄にも伝染したようである◆国政の荷が身に余るのなら、下ろせばいい。その人にはすげ笠 と金剛杖 が似合う。
（2011年7月8日01時40分 読売新聞）
08/07 Bad news sells, but good news just as real
| Global Times | July 08, 2011 01:42 By Global Times |
The escalator accident that killed one and injured dozens in the Beijing subway has shocked the country. Media reports have claimed all escalators in China's subways were sub-par.
Bad news does not come alone. Foods are unsafe, donations to charities are believed to have been squandered on mistresses, the oil leak in Bohai Bay was covered up for a month.
This country is apparently imperfect. When we read a newspaper or listen to the radio, we mostly hear bad news and few things can cheer us up.
It is easy to let ourselves be depressed. But each new day we embrace is a clean slate and could be one of the most important days in our lives. We have work to do, friends to meet and parents to visit. We need to be optimistic and bring happiness to others.
We go through one day after another, and most of us are lucky. Although death and insecurity in the media surround us and make us nervous in the real world, the dangers are not always lurking so close.
In fact, we find older people are living longer; children are healthier; the local governments, which "pressure people to death in forced demolition," are improving their work; the policeman at the crossroad may be more amicable than before.
There are always unlucky people who encounter "corrupt officials," "brutal chengguan" (urban management officers) or deadly accidents. No one can guarantee that we will never meet the same unfortunate fate.
But we believe the changing Chinese society will bring better luck to ever more people.
The media has been stubbornly exposing negative things. Suspicion and criticism are becoming popular.
This does not mean there are more and more problems or bad people in society. On the contrary, media supervision is stronger than ever before. More ulcers are pierced open, but the body is getting better.
In the past, the media was laden with only good news, and bad news only circulated among people as rumors.
Now this is reversed. The news media scrambled to cover scandals, marginalizing good things or normal happenings. Still, those ignored positives exist in our daily lives, although outside the the realm of raging microblogs.
An information network that carries a variety of things and reflects the whole picture does not exist. It is the rule of news media to focus on one side of the world.
However, it is always up to us to make judgment of the information.
Do not let the flood of information spoil your day. The news stories are true, but do not represent the full reality. Look around yourselves, you may find more heart-warming stories.
08/07 Sinh viên biểu tình hôn tập thể đòi cải cách giáo dục
| Thứ sáu, 08 Tháng 7 2011 09:20 | ||||||||||||||||||
(GDVN) - Hơn 2000 sinh viên đã tham gia một sự kiện hôn tập thể trên đường phố ở thủ đô Santaigo (Chile) nhằm yêu cầu chính phủ cải cách hệ thống giáo dục hiện nay của nước này. Nhằm bày tỏ sự bức xúc với hệ thống giáo dục hiện nay, hàng trăm sinh viên đại học ở Chile đã đổ ra đường phố của thủ đô Santaigo để biểu tình. Nhóm biểu tình đã tổ chức sự kiện hôn tập thể - "Kiss Party" để yêu cầu chính phủ phải cải cách hệ thống giáo dục hiện nay. Cuộc biểu tình của sinh viên sau đó đã trở nên nghiêm trọng khi cảnh sát đã dùng hơi cay và vòi nước để cố gắng giải tán nhóm biểu tình. Tuy nhiên, hơn 2000 sinh viên vẫn không chịu giải tán và tiếp tục biểu tình bằng những nụ hôn. “Chính phủ đã thấy rằng chúng tôi đã thể hiện quan điểm của mình bằng mọi cách và đây là một trong những cách độc đáo nhất”, một sinh viên dấu tên, tham gia cuộc biểu tình, cho biết. Dưới đây là một số hình ảnh về cuộc biểu tình hôn tập thể của sinh viên Chile:
|
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08/07 Mỹ phát giác vụ gian lận giáo dục lớn nhất
| Thứ sáu, 08 Tháng 7 2011 10:15 | ||
Ít nhất 178 giáo viên và hiệu trưởng tại các trường công ở Atlanta đã gian lận để nâng điểm học sinh trong các bài kiểm tra tiêu chuẩn – Cục điều tra Georgia vừa cho biết. Những giải thưởng mà HS Atlanta đạt được đều dựa trên sự gian lận quy mô lớn do 178 GV và hiệu trưởng tiến hành, thống đốc Georgia Nathan Deal cho biết. Văn phòng của ông đã đưa ra một bản báo cáo từ Cục điều tra Georgia theo đó tên của 178 GV và hiệu trưởng đã được nêu ra, 82 trong số đó đã nhận tội, trong một vụ gian lận được cho là lớn nhất trong lịch sử giáo dục Mỹ. Bản báo cáo về các trường công ở Atlanta mới công bố hôm 5.7 còn chỉ ra một âm mưu “lan rộng” của những GV, hiệu trưởng và các nhà quản lý nhằm sửa những câu trả lời trong kỳ thi tiêu chuẩn, trừng phạt những người thổi còi và giấu giếm những sai sót. Vụ việc ở Atlanta cho thấy cái nhìn toàn diện nhất về những vụ cáo buộc liên quan tới giáo viên gian lận đang ngày càng tăng lên trên khắp nước Mỹ.
Các nhà phê bình cho rằng vụ việc trên ngầm cho thấy các chính trị gia đã cá cược vào việc cải thiện các bài thi mà dựa vào đó, hiệu trưởng và HS có thể được thưởng hay bị phạt theo điểm thi. “Khi điểm số trở nên vô cùng quan trọng, một số nhà giáo dục sẽ cảm thấy áp lực và tìm cách có được mức điểm mà họ cần bằng mọi giá” – ông Robert Schaeffer, phát ngôn viên của Trung tâm quốc gia về Thi cử công bằng và cởi mở cho biết. Hệ thống trường công ở Atlanta với 55.000 HS đã trở nên nổi tiếng vì điểm thi của HS liên tục tăng lên. Nơi đây đã được chú ý và nhận được hỗ trợ tài chính từ tổ chức Broad Foundation và Gates Foundation. Tuy nhiên, đằng sau mức tăng này, người ta phát hiện rằng các GV và hiệu trưởng tại 44 trường học đã tẩy xóa và thay đổi câu trả lời của các bài thi. Tệ hại hơn nữa, nơi đây liên tục từ chối các cuộc điều tra và không chịu nhận trách nhiệm. Một số hiệu trưởng còn từ chối hợp tác với các nhà điều tra. Theo GDO/Christian Scien Monitor/Vietnamnet |
08/07 Bất ngờ với người cha 92 tuổi đưa con gái đi thi Đại học
| Thứ sáu, 08 Tháng 7 2011 10:29 | |||||||||||||
(GDVN) - Nhiều người ngăn cản không cho ông đi, nhưng ông Tự một mực không nghe: "Đây là cơ hội cuối cùng được cùng con bước vào giảng đường ĐH". Phụ huynh cao tuổi nhất đưa con đi thi Đó là trường hợp ông Nguyễn Quốc Tự ở P. Bắc Sơn, TX Tam Điệp, Ninh Bình. Năm nay ông Tự đã 92 tuổi nhưng vẫn "xung phong" đưa con đi thi tại địa điểm trường ĐH KHXH&NV HN.
Đã 92 tuổi, nhưng có vẻ tuổi tác không thành vấn đề với ông, ông vẫn leo lên tầng 3 tìm phòng thi chờ con. Hà Nội: Thí sinh phải "sửa sai" quá nhiều Một số Hội đồng thi, vẫn nhiều thí sinh sai thông tin cá nhân. Tại trường ĐH KHXH&NV HN, lượng thí sinh vền phòng đào tạo để sửa thông in cá nhân mỗi lúc một đông. Đáng kể nhất là trường ĐH Y Hà Nội, cho đến khi kết thúc buổi làm thủ tục vẫn còn rất nhiều các em đến phòng đào tạo nhà trường xin sửa thông tin để được cấp thẻ dự thi. Ông Nguyễn Đức Hinh, Hiệu trưởng nhà trường cho biết, do lượng hồ sơ đăng ký dự thi vào trường rất lớn, qua nhiều khâu mới đến được trường, do vậy các sai sót không thể tránh khỏi, theo ông Hinh, lỗi nhiều nhất là thí sinh ghi sai mã trường. Lỗi này ở khâu thí sinh bắt đầu làm hồ sơ. Theo ông Sơn, do thí sinh khuyết tật này đăng ký nguyện vọng nhiều (Báo chí, Ngữ văn sư phạm, Văn học), nên nhà trường sẽ tổ chức một buổi phỏng vấn để rút lại nguyện vọng cho thí sinh.
Tại TP.HCM: Kẹt xe kéo dài 2 tiếng Ở các quận nội thành, không xảy ra tình trạng kẹt xe. Nhưng trên các tuyến đường Tân kỳ Tân Quý, Trường Chinh, Cộng Hòa, Âu Cơ đã xảy ra tình trạng kẹt xe nghiêm trọng. Theo quan sát của chúng tôi, có rất nhiều thí sinh đã không đến kịp điểm thi để làm thủ tục. Lực lượng Cảnh sát giao thông phải làm việc hết công suất. Tại các giao lộ, Cảnh sát giao thông phải ưu tiên cho xe máy đi trước còn các loại ô tô, xe tải… xếp hàng dài nối đuôi nhau. Tại đợt thi thứ 2, chúng tôi ghi nhận có nhiều thí sinh được đặc cách miễn thi ngay từ lúc tới làm thủ tục. Tại trường ĐH Khoa học – Xã hội &Nhân Văn (ĐHQG TP. HCM) có trường có 4 trường hợp thí sinh khiếm thị được xét tuyển, đặc cách miễn thi đại học.
Trong đó, có hai thí sinh đăng ký vào ngành Xã hội học là Nguyễn Văn Chung (ở Hà Tĩnh) và Đỗ Minh Trí (ở Bến Tre). Một thí sinh đăng ký vào ngành Công tác xã hội là Nguyễn Quang Nhị (ở Hà Tĩnh). Thí sinh Nguyễn Trí Tính (ở TP. HCM) đăng ký vào ngành Tâm lý học. Còn tại trường ĐH Sư phạm TP. HCM có đến 10 thí sinh được xét đặc cách miễn thi đại học. Ông Tạ Quang Lâm, Phó trưởng phòng Đào tạo trường ĐH Sư phạm TP. HCM cho biết: “Trong đó 10 thí sinh được đặc cách, có 2 thí sinh khiếm thị được đặc cách vào khoa Toán. Còn lại, chủ yếu vào ngành Giáo dục đặc biệt”.
Xuân Trung - Thiện Thành |
08/07 最新鋭の翼 広島初登場 全日空 Ｂ７８７
着陸するボーイング７８７（広島空港で）
全日空が世界で初めて導入する米ボーイング社の新型旅客機「７８７」が７日、三原市本郷町の広島空港に飛来した。空港の給油や乗降などの設備が機体に適合するかを確かめるためで、９月にも羽田線で就航する予定。
ボーイング７８７は、２５０～３００人乗りの中型機で、薄くて長い翼で空気抵抗を減らし、燃費を約２０％向上させ、騒音も大幅に抑制。窓が大きく、手荷物の収納スペースも広いため、ゆったりとした乗り心地という。
全日空広報室の吉岡和男部長は「広島は新幹線との競合が激しいが、最新型の機体と優れた機内環境を売りに、利用を促進したい」と話している。
空港の展望デッキには約５５０人のファンらが集まり、午後４時３０分、厚い雲のすき間から機体が現れると一斉にカメラのシャッターを切った。母、妹と訪れた府中町立府中東小３年山内健太郎君（８）は「翼の形が格好いい。飛行機が大好きなので、将来はパイロットになりたい」と喜んでいた。
（2011年7月8日 読売新聞）
08/07 女性の選択基準…フランスは産地、英国は価格、米国は品種
女性は赤ワインを好むが、選択の基準はフランス人が産地、英国人が価格、米国人が品種など国で違うことが、世界最大のワイン＆スピリッツの見本市「ヴィネクスポ」の調査でわかった。
フランス、英国、香港、ドイツ、米国の主要なワイン系ウェブサイトと連携して、5か国の約1万人の飲用習慣を調べた。フランス食品振興会が伝える調査結果によると、調査対象者のうち43・8％が、最低週一回、ワインを飲むと答えた。ほとんどワインを飲まないと答えた女性は、23・4％。年齢別では、31～45歳からワイン消費が増え始め、最も定期的にワインを飲む年齢層は46～60歳（56・4％）と60歳以上（65・5％）だった。フランスで最低週一回ワインを飲む消費者は、平均を上回る45・7％だった。
ワインの色別では、全体の51・1％が主に赤ワインを飲むと答えた。２年前の前回調査を15％下回るが、ロゼワインを好むという人は15・7％にのぼる。ワイン選択にあたり、2人に1人以上が、酒販店のアドバイスに基いているが、インターネットは、18～30歳の若い女性が支持しており、13・8％がネットから情報を得ている。
ワインを選ぶ基準は、産地と品種が強かった。フランスは、産地を重視する人が70％と多い一方、英国では50・8％が価格を最も重視している。米国では、68・4％が品種を最も重視している。年齢別にみると、若い女性は、価格を最も重視するが、40～60歳では、67・8％が産地を最も重視している。
ワインの飲用機会については、53％が、「ともに楽しむ」もので、85・1％が、楽しい時にワインを飲むと回答したが、香港の調査対象者のうち16・35％は「自分のイメージを向上させる」と答えた。
（2011年7月8日 読売新聞）
フランス、英国、香港、ドイツ、米国の主要なワイン系ウェブサイトと連携して、5か国の約1万人の飲用習慣を調べた。フランス食品振興会が伝える調査結果によると、調査対象者のうち43・8％が、最低週一回、ワインを飲むと答えた。ほとんどワインを飲まないと答えた女性は、23・4％。年齢別では、31～45歳からワイン消費が増え始め、最も定期的にワインを飲む年齢層は46～60歳（56・4％）と60歳以上（65・5％）だった。フランスで最低週一回ワインを飲む消費者は、平均を上回る45・7％だった。
ワインの色別では、全体の51・1％が主に赤ワインを飲むと答えた。２年前の前回調査を15％下回るが、ロゼワインを好むという人は15・7％にのぼる。ワイン選択にあたり、2人に1人以上が、酒販店のアドバイスに基いているが、インターネットは、18～30歳の若い女性が支持しており、13・8％がネットから情報を得ている。
ワインを選ぶ基準は、産地と品種が強かった。フランスは、産地を重視する人が70％と多い一方、英国では50・8％が価格を最も重視している。米国では、68・4％が品種を最も重視している。年齢別にみると、若い女性は、価格を最も重視するが、40～60歳では、67・8％が産地を最も重視している。
ワインの飲用機会については、53％が、「ともに楽しむ」もので、85・1％が、楽しい時にワインを飲むと回答したが、香港の調査対象者のうち16・35％は「自分のイメージを向上させる」と答えた。
（2011年7月8日 読売新聞）
08/07 放射性物質汚染で適用外？ブロック収集男性釈放
東日本大震災で倒壊したブロック塀などを無許可で収集したとして、福島県警が廃棄物処理法違反容疑で逮捕した男性を、福島地検郡山支部が処分保留で釈放していたことがわかった。
同法は放射性物質に汚染された「廃棄物」を適用の対象外としており、同支部は原発事故でブロック塀などに放射性物質が付着した可能性があると判断したとみられる。
福島県警によると、男性は３月２４日、同県郡山市長の許可を得ず、ブロック塀のコンクリート片など約１８００キロ・グラムの処分を４万２０００円で請け負い、車で収集した疑いで逮捕・送検された。地検郡山支部は勾留期限内の４月中旬、男性を処分保留で釈放した。理由について地検は「コメントできない」としている。
（2011年7月8日13時36分 読売新聞）
同法は放射性物質に汚染された「廃棄物」を適用の対象外としており、同支部は原発事故でブロック塀などに放射性物質が付着した可能性があると判断したとみられる。
福島県警によると、男性は３月２４日、同県郡山市長の許可を得ず、ブロック塀のコンクリート片など約１８００キロ・グラムの処分を４万２０００円で請け負い、車で収集した疑いで逮捕・送検された。地検郡山支部は勾留期限内の４月中旬、男性を処分保留で釈放した。理由について地検は「コメントできない」としている。
（2011年7月8日13時36分 読売新聞）
08/07 経産省大揺れ…海江田大臣、辞任示唆
重要法案 不透明に
海江田経済産業相が原子力発電所の再稼働問題の混乱を巡り、７日の参院予算委員会で「いずれ時期が来たら責任を取る」と辞任の可能性を示したことは、今後のエネルギー政策や経済産業行政に影響を及ぼしそうだ。（植竹侯一）
東京電力の福島第一原子力発電所事故の賠償や東電の経営問題、電力不足、再生可能エネルギーの普及といった重要課題に加え、経済産業省幹部のインサイダー取引疑惑も発覚し、省内に動揺が広がっている。
経産相は同日夕の記者会見で早期の辞任は否定したものの、「私の中で時期が到来したらということだ」と述べ、辞意が固いことを強調した。
経産相の不満は、原子力政策に対する菅首相の指示が一変した点にある。経産相は定期検査中の原発について、「原発の安全性は国が責任を持つ」と再稼働を全国の自治体に訴えていた。
だが、菅首相が６日に新たな安全基準の策定を突然に指示したことで、ハシゴを外された格好になった。特に７月中旬に地元から再稼働を取り付けることを目指していた九州電力の玄海原発については、ブレる政府の対応に佐賀県知事や地元町長が猛反発している。
さらに新たな安全基準について、菅首相が参院予算委で「経産相が判断すればいいというのでは国民は納得しない」と述べ、細野原発相にも策定に関与するよう指示した。基準策定には原子力安全委員会も関与するなど、基準作りだけでかなりの時間がかかる可能性がある。来年４月には国内５４の全原発が運転停止に陥る最悪の事態も予想されるなか、矢面に立たされ続けた経産相も我慢の限界に達しつつある。
インサイダー疑惑追い打ち
今国会には、東京電力福島第一原発事故の被害者に東電が賠償する原子力損害賠償支援機構法案や、太陽光発電の普及などを目指す再生可能エネルギー特別措置法案などが提出され、いずれも海江田経産相が答弁を担当する。両法案とも野党が問題点を指摘し、修正協議が焦点となっており、「海江田経産相が早期辞任したら、後任には対応できない」（経産省幹部）とみられる。
菅首相に副大臣昇格を打診、撤回された中山義活経産政務官は、「経産省が積み上げてきたものを首相がみんなダメにしてしまう」と、省内の不満を代弁する。
ただ、経産省自体も幹部のインサイダー取引疑惑で、管理体制が問われている。原発事故以来、経産省を敵視し続けている菅首相にスキをみせたことになる。
経産相と首相との間で摩擦の火種がくすぶり続ければ、原発の再稼働が進まないだけでなく、機構法案審議の停滞が金融市場に影響を及ぼしたりと、実体経済にも打撃を与える恐れがある。
（2011年7月8日 読売新聞）
海江田経済産業相が原子力発電所の再稼働問題の混乱を巡り、７日の参院予算委員会で「いずれ時期が来たら責任を取る」と辞任の可能性を示したことは、今後のエネルギー政策や経済産業行政に影響を及ぼしそうだ。（植竹侯一）
東京電力の福島第一原子力発電所事故の賠償や東電の経営問題、電力不足、再生可能エネルギーの普及といった重要課題に加え、経済産業省幹部のインサイダー取引疑惑も発覚し、省内に動揺が広がっている。
経産相は同日夕の記者会見で早期の辞任は否定したものの、「私の中で時期が到来したらということだ」と述べ、辞意が固いことを強調した。
経産相の不満は、原子力政策に対する菅首相の指示が一変した点にある。経産相は定期検査中の原発について、「原発の安全性は国が責任を持つ」と再稼働を全国の自治体に訴えていた。
だが、菅首相が６日に新たな安全基準の策定を突然に指示したことで、ハシゴを外された格好になった。特に７月中旬に地元から再稼働を取り付けることを目指していた九州電力の玄海原発については、ブレる政府の対応に佐賀県知事や地元町長が猛反発している。
さらに新たな安全基準について、菅首相が参院予算委で「経産相が判断すればいいというのでは国民は納得しない」と述べ、細野原発相にも策定に関与するよう指示した。基準策定には原子力安全委員会も関与するなど、基準作りだけでかなりの時間がかかる可能性がある。来年４月には国内５４の全原発が運転停止に陥る最悪の事態も予想されるなか、矢面に立たされ続けた経産相も我慢の限界に達しつつある。
インサイダー疑惑追い打ち
今国会には、東京電力福島第一原発事故の被害者に東電が賠償する原子力損害賠償支援機構法案や、太陽光発電の普及などを目指す再生可能エネルギー特別措置法案などが提出され、いずれも海江田経産相が答弁を担当する。両法案とも野党が問題点を指摘し、修正協議が焦点となっており、「海江田経産相が早期辞任したら、後任には対応できない」（経産省幹部）とみられる。
菅首相に副大臣昇格を打診、撤回された中山義活経産政務官は、「経産省が積み上げてきたものを首相がみんなダメにしてしまう」と、省内の不満を代弁する。
ただ、経産省自体も幹部のインサイダー取引疑惑で、管理体制が問われている。原発事故以来、経産省を敵視し続けている菅首相にスキをみせたことになる。
経産相と首相との間で摩擦の火種がくすぶり続ければ、原発の再稼働が進まないだけでなく、機構法案審議の停滞が金融市場に影響を及ぼしたりと、実体経済にも打撃を与える恐れがある。
（2011年7月8日 読売新聞）
08/07 Malaysia to Block Roads in Bid to Stop Protesters Demanding Fair Election
By Manirajan Ramasamy and Gan Yen Kuan - Jul 8, 2011 7:02 PM GMT+0900
An elevated view shows the skyline in Kuala Lumpur, Malaysia. Major roads into Malaysia’s capital city will be closed and buses diverted tomorrow when a group campaigning for fair elections plans to defy a government ban on staging a protest rally in Kuala Lumpur, the police said. Photographer: Goh Seng Chong/Bloomberg
Major roads into Malaysia’s capital city will be closed and buses diverted tomorrow when a group campaigning for fair elections plans to defy a government ban on staging a protest rally in Kuala Lumpur, the police said.
“Anything that is under and within the powers of the police will be used depending on the circumstances,” Home Minister Hishammuddin Hussein told reporters in Kuala Lumpur today. This includes potentially using the Internal Security Act or Emergency Ordinance which allow for detention without trial, he said.
The lockdown comes after Prime Minister Najib Razak’s cabinet ordered that a rally planned by the Coalition for Clean and Fair Elections tomorrow must be held in a stadium outside of the city. The lobby group, also known as Bersih, still plans to hold its rally in Kuala Lumpur’s Merdeka Stadium, its steering committee said in an e-mailed statement today.
Merdeka Stadium has historical significance, having been erected for Malaysia’s declaration of independence in 1957. More than 300,000 people may attend this weekend’s assembly, opposition leader Anwar Ibrahim told reporters on July 6.
Major roads into Kuala Lumpur will be shut from midnight tonight until 10 p.m. tomorrow, Assistant Superintendent Zaiham Mohd Kahar said in an interview today. “Only people with reasons or business will be allowed to enter the city,” he said. This is “to avoid traffic congestion in the city and any untoward incidents.”
Organizers Barred
Police obtained court orders yesterday barring 91 people, including leaders of three separate planned protests, from entering the capital tomorrow, the Malaysian Insider reported, citing city police chief Amar Singh. The people named in the court order included Bersih Chairman Ambiga Sreenevasan, as well as the heads of two Malay rights groups which have threatened to hold rival rallies.
“There is no reason whatsoever to ban anyone from entering the city,” Bersih said. “This constitutes an unwarranted denial of their freedom of movement.”
The coalition, comprising more than 60 non-governmental organizations, agreed to cancel planned street demonstrations and move their protest into a stadium after Malaysia’s King intervened to express concern over potential harm to the country.
Bersih wants electoral changes, such as lengthening campaign periods to at least 21 days and using indelible ink on fingers to prevent people from voting more than once.
Elections Loom
Najib needs to call elections within two years. The Election Commission is looking into extending the campaign period and plans to use biometric fingerprinting instead of indelible ink, Election Commission Chairman Abdul Aziz Mohd Yusof said in a television interview with TV3 and Bernama on July 2. Foreign observers may also be invited, he said.
More than 230 activists have been arrested over the past two weeks with six people remaining in custody, police public relations officer Ramli Mohamed Yoosuf told reporters. This has drawn criticism from groups including Amnesty International and Human Rights Watch.
Similar protests by Bersih seeking changes to the electoral system in 2007 drew 40,000 people in the capital of Kuala Lumpur and water cannons were used to disperse crowds.
The U.S. Embassy issued an advisory today urging its citizens to stay away. “Even demonstrations that are meant to be peaceful can become violent and unpredictable,” it said. “You should avoid them if at all possible.”
Rival Rallies
Two Malay rights groups have threatened rival rallies should Bersih go ahead with street protests tomorrow, Perkasa and UMNO Youth, which is an arm of Najib’s ruling party, the United Malays Nasional Organisation. The authorities rejected applications to use stadiums within Kuala Lumpur by all three groups, Hishamuddin said.
Bersih’s rally should be held in a stadium outside of Kuala Lumpur, Deputy Prime Minister Muhyiddin Yassin said yesterday. It should take up an offer by the chief minister of Selangor state, which is controlled by Anwar’s People’s Alliance coalition, to hold its rally in a stadium there, he said.
No temporary bus permits will be granted to ferry protestors into the city today and tomorrow, the Land Public Transport Commission said. Extra buses are only allowed in Kuala Lumpur during festive seasons, commission Chairman Syed Hamid Albar said in an interview today.
-- Editors: Barry Porter, Patrick Harrington.
To contact the reporter on this story: Manirajan Ramasamy in Putrajaya atrmanirajan@bloomberg.net
To contact the editor responsible for this story: Peter Hirschberg in Hong Kong atphirschberg@bloomberg.net.
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