細野原発相は8日、読売新聞などとのインタビューで、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に向けて政府と東電が別々に公表してきた「工程表」について「政府が一歩前に出て、一体として出す」と述べ、今後は一元化する考えを明らかにした。
また、「原子炉の安定的な冷却を目指す」とした工程表の「ステップ1」について、目標の7月中旬までに達成できるとの見通しを表明。原子炉を冷温停止状態とすることを目指す「ステップ2」への切り替えを19日に発表する考えも示した。さらに、原子力の安全規制を担う経済産業省原子力安全・保安院の組織見直しについて、「経産省から完全に分離することは間違いない」と強調した。
(2011年7月8日21時43分 読売新聞)
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