Friday, July 8, 2011

08/07 最新鋭の翼 広島初登場 全日空 B787


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着陸するボーイング787(広島空港で)
 全日空が世界で初めて導入する米ボーイング社の新型旅客機「787」が7日、三原市本郷町の広島空港に飛来した。空港の給油や乗降などの設備が機体に適合するかを確かめるためで、9月にも羽田線で就航する予定。
 ボーイング787は、250~300人乗りの中型機で、薄くて長い翼で空気抵抗を減らし、燃費を約20%向上させ、騒音も大幅に抑制。窓が大きく、手荷物の収納スペースも広いため、ゆったりとした乗り心地という。
 全日空広報室の吉岡和男部長は「広島は新幹線との競合が激しいが、最新型の機体と優れた機内環境を売りに、利用を促進したい」と話している。
 空港の展望デッキには約550人のファンらが集まり、午後4時30分、厚い雲のすき間から機体が現れると一斉にカメラのシャッターを切った。母、妹と訪れた府中町立府中東小3年山内健太郎君(8)は「翼の形が格好いい。飛行機が大好きなので、将来はパイロットになりたい」と喜んでいた。
(2011年7月8日  読売新聞)

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