Tuesday, May 10, 2011

27/04 中国の旅行社、ツアー再開…まず社員が安全確認

 【大連=比嘉清太】中国本土の旅行会社3社が今月末、東日本大震災で中断していた日本への団体ツアーを再開する。

 ツアー客はいずれも旅行会社の社員や家族が主体で、日本の観光地の状況を視察し、安全性を確認するためとみられる。

 日中関係筋によると、陝西省西安市の団体約40人が29日から6日間の日程で福岡や長崎など九州を訪問。福岡空港では観光庁が歓迎式典を開く予定だ。また、30日には湖北省武漢市の約70人が大阪、京都に向け出発する。

 日本大使館は27日、震災後初めて3団体計100人に旅行用ビザを発給したことを明らかにした。大連市内の中堅旅行会社は「客が集まれば、関西など震災地以外への団体ツアーは徐々に回復するだろう」と話している。

(2011年4月27日20時47分 読売新聞)

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