宮城県の村井嘉浩知事は26日、東日本大震災で緊急停止した東北電力女川原子力発電所(1~3号機、宮城県女川町・石巻市)に立ち入り調査に入った。
原発に知事自ら立ち入りに入るのは異例。立ち入り後、「原子炉の安全対策がしっかり行われたことが確認できた。県民は安心してほしい」と述べた。原発の再稼働の是非については「何も言えない」と明言を避けた。
立ち入りは東北電力と県、女川町、石巻市が結ぶ安全協定に基づくもので、被災状況や震災対策を確認するのが目的。亀山紘
ひろし
石巻市長、安住宣孝女川町長らとともに午前10時過ぎに施設に入った。東北電力から設備被害について説明を受けた後、原発建屋に入り、地下の浸水箇所や倒れた重油タンクなどを視察した上で、安全性について東北電力と意見交換した。
(2011年4月26日11時30分 読売新聞)
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