東京電力は18日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋内の状況を調べるため、同日午前9時24分から14分間、社員4人が入ったと発表した。
3月15日の格納容器の爆発後、人が立ち入るのは初めて。建屋1階で放射線量を測定し、粉じんを採取した。粉じんに含まれる放射性物質などを調べ、建屋内での本格的な作業に向けた空気浄化などの対策を検討する。4人の14分間での
建屋内では使用済み核燃料一時貯蔵プールの水が蒸発して、湿度が高くなり、詳細な調査を妨げている。このため、東電は同建屋の外に熱交換器を新設し、プール水を循環させて冷却、蒸発を減らす。17日にケーブル敷設工事を始めた。月内設置を目指す。
(2011年5月18日13時57分 読売新聞)
No comments:
Post a Comment