Wednesday, May 18, 2011

16/05 メルトダウンの1号機、目標通り収束可能…首相

 菅首相は16日午前の衆院予算委員会で、東日本大震災の本格的な復興策を盛り込む2011年度第2次補正予算案について、「被災地の自治体も7、8月頃に復興計画を出す。地元の意見をしっかり踏まえながら考える。拙速は気をつけなければならない」と述べ、編成が8月以降になるとの見通しを示した。

 メルトダウン(炉心溶融)が判明した東京電力福島第一原子力発電所1号機については、「半年から9か月後に冷温停止になるという時間的展望は変えないで進めることができるのではないか」と述べ、東電が原子炉安定化への作業手順を示した工程表の目標通りに事故を収束できるとの認識を強調した。17日の東電の工程表更新に合わせ、政府としても事故対応や被災者支援、復興に関する工程表を公表する方針も正式に表明した。

(2011年5月16日13時43分 読売新聞)

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