日本クラシック音楽事業協会(田中珍彦会長)は17日、海外演奏家・団体の来日中止・延期など、福島第一原発事故への懸念による風評被害を経済産業省に中間報告した。
被害件数は52件で、事業費約12億5000万円。来日拒否の動きは収まっておらず、被害はさらにふくらむ見込みだ。
風評被害をまとめている経産省からの要望に基づき集計した。非加盟の団体・音楽事務所を含め、幅広くクラシック音楽界の被害を対象にした。協会は東電や国に対し、補償や支援を求めることを検討している。
(2011年5月17日19時40分 読売新聞)
No comments:
Post a Comment