Wednesday, May 18, 2011

16/05 「2、3号機も炉心溶融ありうる」細野補佐官

 細野豪志首相補佐官は16日、政府・東電統合対策室の記者会見で、「2、3号機も(炉心の溶融が)ありうるという前提で考えたい」と述べた。

 その根拠として、炉内に注水できなかった時間が2号機で6時間29分、3号機で6時間43分に上ったと明かし、炉心全体が溶け落ちた1号機の14時間9分と比べても「時間は短くない」と話した。

 また、1号機について「(炉心の)冷却はある程度順調に進んでいるが、懸念事項は、燃料は圧力容器の中にとどまっているのかという点。相当部分は圧力容器の中にあると見ているが、格納容器に多少は落ちていると想定される。それを視野に入れて様々な対応が必要だろう」と話した。

(2011年5月16日21時33分 読売新聞)

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