Wednesday, May 18, 2011

17/05 米NRC、福島第一原発の24時間監視を解除

 【ワシントン=山田哲朗】米原子力規制委員会(NRC)は16日、福島第一原発事故の常時監視態勢を解除すると発表した。

 NRCは震災発生直後の3月11日、本部にオペレーションセンターを設置、24時間態勢で職員が詰め、福島原発に関する情報収集や、在日米国大使館の派遣要員と連絡を続けてきた。しかし、同原発の状況が安定してきたことから、この緊急態勢を緩め、NRC原子炉規制部が通常業務の範囲内で監視する態勢に戻す。

 NRCのビル・ボーチャード事務局長は声明で「日本の原子炉の状態はゆっくりと安定化している。状況が改善し続け、日本側の復旧計画が進んでいるのに応じ、対応を調整する時期だと判断した」と理由を説明した。

(2011年5月17日10時24分 読売新聞)

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