東京電力は17日、福島第一原子力発電所の3号機タービン建屋の地下にたまった高濃度汚染水を、遮蔽性が高い集中廃棄物処理施設へ移す作業を開始した。
約2週間かけて4000トンを移送する。
3号機は5月に入って原子炉の温度が上昇。注水量を毎時18トンまで引き上げた結果、炉心の温度は落ち着いてきたが、タービン建屋の汚染水の水位が毎日3センチずつ上昇。11日には取水口付近から海への流出が見つかり、対策に迫られていた。
また、17日に予定していた2号機原子炉建屋の中に入る作業は、装備の準備に手間取ったため、18日以降に延期された。
(2011年5月17日22時43分 読売新聞)
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