津波により大量の海水が流れ込んだ福島第二原発1号機付近(3月11日撮影、東京電力提供)
福島第一原発3・4号機の排気筒(左から3本目、高さ約120メートル)に迫る大津波(3月11日撮影、東京電力提供)
東日本大震災による津波で浸水した福島第一原発の敷地(青色部分)(東京電力提供)
東京電力は9日、東日本大震災による津波で、大量の海水が流れ込む福島第二原子力発電所の写真を公開した。
福島第一原発と同様、第二原発でも想定津波(海面からの高さ5・2メートル)を上回る6・5~14メートルの波が到達。海面から12メートル以上の高さにある原子炉建屋などの主要建物は深刻な被害を受けなかったが、冷却用の海水ポンプが故障した。
その後、ポンプの交換や修理が進められ、3月15日朝までに1~4号機すべてで炉温が100度以下になる冷温停止状態になった。
(2011年4月10日01時44分 読売新聞)
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