Sunday, May 1, 2011

27/04 国際的な原発安全基準強化策を…露大統領

 【モスクワ=寺口亮一】ロシアのメドベージェフ大統領は26日、福島第一原子力発電所の事故を受け、原発の国際的な安全基準強化策を主要8か国首脳会議(G8)メンバーや、中国やインドなどで構成する新興5か国(BRICS)、国際原子力機関(IAEA)などに提案した。

 5月に仏ドービルで開かれるG8で議論の土台にしたい考えだ。

 露大統領府によると、提案は〈1〉地震など自然災害のおそれがある場所に原発を建設する要件の厳格化〈2〉事故の大きさを示すIAEAの尺度に合わせた情報公開基準の設定〈3〉国に迅速な事故対応の責任があることの明確化〈4〉事故対応時における国や原発事業者、国際機関の協力を進めるルール作り――など6項目。

(2011年4月27日20時09分 読売新聞)

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