Saturday, July 9, 2011

09/07 マレーシアで選挙改革デモ…1400人拘束か



 【バンコク=深沢淳一】マレーシアの首都クアラルンプールで9日、選挙制度改革を求めて大規模デモが行われ、警官隊が催涙ガスなどで鎮圧、地元メディアによると約1400人が一時拘束された。負傷者も出ている模様だ。
 デモはナジブ政権を批判する野党勢力と連携しており、地元メディアによると、人民正義党(PKR)を率いるアンワル元副首相が足に軽傷を負った。野党幹部も身柄を拘束されたという。 デモは公正な選挙制度を求める非政府組織(NGO)「ブルシ2・0」が主催し、AP通信によると2万人以上、AFP通信は約5万人が参加したと報じた。参加者は来年にも行われる見通しの総選挙に向けて、公平な選挙制度を要求し、「改革を」などと叫びながら市内を行進。警察は朝から主要道路を封鎖して厳重な警戒態勢を敷き、催涙ガスを発射するなどして鎮圧にあたった。
(2011年7月9日21時17分  読売新聞)

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