Saturday, July 9, 2011

09/07 IOC総会でJOC会長が謝辞…異例の発言機会

 【ダーバン(南アフリカ)=近藤雄二】日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は9日、ダーバンでの国際オリンピック委員会(IOC)総会でスピーチし、東日本大震災の復興支援への感謝を表明した。

 委員以外がIOC総会で発言する機会を与えられるのは異例という。

 IOCは被災地にスポーツ用具などを贈る支援に加え、金メダリストの派遣などを検討。150を超える各国、地域の五輪委員会や競技団体も激励を寄せた。竹田会長は「世界中からのメッセージや支援で強く勇気づけられた。心から感謝したい」と語った。さらに、実際に選手と被災地に入った経験から、「JOCが100周年を迎える今年、スポーツを通じ、悲劇を乗り越えるため貢献したい」と力を込めた。

(2011年7月9日20時10分 読売新聞)

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