福島県は12日、福島第一原子力発電所の事故を受け、これまで県内約70か所で行ってきた大気中の放射線量測定を大幅に拡充した測定作業を始めた。
15日までに屋外2757か所で実施し、翌日に速報値を県のホームページで公表する。
12日は、避難指示区域(原発から半径20キロ圏内)の4町を除く9市町村、計約740か所で行われた。調査員60人が2人ずつ30組に分かれ、高校や公園など日常生活で身近な場所を中心に、携帯用の放射線量測定器を使って高さ1メートルと1センチの放射線量を測って回った。
また、県教育委員会は12日、幼稚園長や小中学校長ら学校関係者約300人を集め、放射線の健康への影響について説明会を開いた。
(2011年4月12日20時40分 読売新聞)
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