ジョン・ルース駐日米大使は12日、都内の米大使公邸で本紙のインタビューに応じ、東日本大震災で被災した福島第一原発の事故について、「原発の現状と事態を最終的にどう制御すべきかが日々明らかになってきている。米国はあらゆる支援を惜しまない」と述べ、米国が同原発事故の最終的収拾まで日本に協力していく姿勢を強調した。
同大使が震災後、日本メディアと会見するのは初めて。
ルース大使はまた、日本政府が同原発事故の暫定評価を最高水準の「レベル7」に引き上げたことについて、「事態が極めて深刻であることについては誰もが一致している」と述べ、暫定評価引き上げが米政府の見解と一致することを明らかにした。
(2011年4月12日19時50分 読売新聞)
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