Tuesday, April 19, 2011

19/04 文科省、学校活動上の放射線量の安全基準を発表

 東京電力福島第一原発事故を受け、文部科学省は19日、学校活動上の放射線量の安全基準を発表した。

 夏休みが終了するまでの暫定基準として、校庭の放射線量が1時間あたり3・8マイクロ・シーベルト以上の場合は屋外活動を制限し、屋内活動を中心にするなどとした。原子力安全委員会は、「放射線量が高い学校では継続的に測定すること、その他の学校も簡易型線量計を1台配置し線量変化を確認するよう助言した」としている。

 安全委によると、基準は、児童生徒の年間被曝ひばく線量の上限を20ミリ・シーベルトとし〈1〉現在の放射線量が今後も継続〈2〉1日の屋外活動は8時間〈3〉残りは木造家屋内で過ごす――との想定で算出した。

(2011年4月19日20時06分 読売新聞)

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