Tuesday, April 19, 2011

19/04 福井県知事、原発再稼働の基準「教訓生かして」

 福井県の西川一誠知事は19日、海江田経済産業相と会談し、定期検査で運転を停止している原子力発電所を再稼働する際の基準作りを急ぐよう要請した。

 福井県には関西電力の11基、日本原子力発電の2基と、全国最多の13基の商業用原発が立地している。福島第一原発の事故を踏まえ、西川知事は「事故の教訓を安全基準に付け加えなければ(定期検査終了後の原発の)再起動は困難だ。原発が立地する他の自治体も同じだ」と強調した。電力会社は通常、夏季に電力需要がピークを迎える前に原発の定期検査を終えて、再稼働させる。経産省原子力安全・保安院は3月30日に、原発の緊急安全対策を策定したが、西川知事は「(具体策を)追加すべきだ」と述べた。

(2011年4月19日17時10分 読売新聞)

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