経済産業省原子力安全・保安院は14日、福島第一原子力発電所1~3号機にあった放射性物質のうち、約1~2%が放出されたとの推計を発表した。
東電から取り寄せた核燃料のデータから計算したもので、ヨウ素131は1~3号機の原子炉内に計610万テラ・ベクレル(テラは1兆倍)あったが、このうち13万テラ・ベクレルを放出。セシウム137は71万テラ・ベクレルのうち、6100テラ・ベクレルが放出されたという。
同原発ではこの日、高濃度の放射性物質を含む汚染水が海へ広がるのを抑える水中カーテン「シルトフェンス」の設置が完了した。
(2011年4月14日23時13分 読売新聞)
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