Saturday, April 9, 2011

09/04 フランス人の有名シェフ、避難所で料理振る舞う 福島


2011年4月9日3時3分

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写真:避難所で夕食を振る舞うジャック・ボリーさん(左端)ら=8日午後7時11分、福島県郡山市の県立郡山養護学校、中田徹撮影拡大避難所で夕食を振る舞うジャック・ボリーさん(左端)ら=8日午後7時11分、福島県郡山市の県立郡山養護学校、中田徹撮影

写真:「おいしいよ」。日本語を話しながらオニオンスープを提供するドミニク・コルビさん(右)=7日、福島県郡山市、斎藤写す拡大「おいしいよ」。日本語を話しながらオニオンスープを提供するドミニク・コルビさん(右)=7日、福島県郡山市、斎藤写す

 「トゥールダルジャン」や「ロオジエ」といった有名フランス料理店の看板料理長が、交代で福島県郡山市の避難所を訪れ、自慢の料理を振る舞っている。在日期間の長い親日派フランス人たちで、「温かな料理で被災者たちの心を温めよう」と発案した。

 在外フランス人連合や在日フランス人シェフ・パティシエの会などの企画。郡山市の青年会議所が協力した。3日から9日まで東京や大阪から計14人の料理長が毎日2人ずつ料理を持参。1日300~1500食を提供している。

 8日は午後6時すぎから郡山養護学校など2カ所で、ロオジエの元総料理長ジャック・ボリーさんたちがブルゴーニュ地方特産のワイン煮込みやプリンなどのメニュー計350食を提供。避難所の人たちは「こんな所でこんな本格料理が食べられるなんて」と笑顔を見せた。(斎藤智子)

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