Monday, April 4, 2011

04/04 被災地ボランティア大学生に単位…文科省が通知

 文部科学省は、東日本大震災の被災地で大学生がボランティア活動を行うことを後押しするため、全国の大学に対し、被災地での活動に単位を与えたり、参加した学生への補講や追試を実施したりするなど、参加しやすい環境づくりを進めるように通知した。

 これまでは燃料不足や大量のがれきが撤去できない状況などから、ボランティアの受け入れ態勢が整わない自治体も多かったが、震災から3週間が経過し、募集する自治体も増えたことから、通知を行った。通知では「ボランティア活動は学生の円滑な社会への移行の観点から意義がある」としたうえで、〈1〉授業目的と密接に関わる場合は単位を付与できる〈2〉休学した場合は授業料免除などの配慮を図る〈3〉ボランティア保険の加入を呼びかける――などと示されている。

(2011年4月4日 読売新聞)

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