Sunday, April 24, 2011

21/03 〈世界から被災地へ〉日本人3万人に「励ましの手紙」 中国の研究者

2011年3月21日10時45分

 中国で上海を中心に日本研究を専門とする学者ら300人が、日本人の知人らに「励ましの手紙」を送る運動を始める。1人100通ずつ送り、のべ3万人に気持ちを伝えるという。

 呼びかけたのは、上海市日本学会。19日に新会長に選ばれた、呉寄南氏(上海国際問題研究院学術委員会・副主任)が中国人の会員らに呼びかけた。呉氏は「日中関係は昨年の尖閣問題でぎくしゃくしたが、大災害が起きて困難なときこそ、協力し合い、復興して、美しい日本を取り戻して欲しい。その気持ちを伝えたい」。

 手紙の定型文はなく、電子メールでもいい。会員それぞれが自分の言葉で、日本の友人や同僚、留学時代の同級生らに自らの気持ちを伝える。(上海=奥寺淳)

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