Wednesday, March 23, 2011

23/03 被災した子供たち、台湾へどうぞ ホームステイ呼びかけ

2011年3月23日9時36分

 【台北=村上太輝夫】東日本大震災で家を失った子供たちに、台湾でホームステイしてもらおうという支援の動きが出ている。日本留学経験者で日台交流を進める李鴻鈞・立法委員(国会議員)らが呼びかけたもので、旅費を台湾側で負担し、2週間から1カ月をめどに、小学生から大学生まで希望者を募りたいとしている。すでに100世帯が受け入れ可能だという。

 李委員は「生活を立て直すには、一時的にお子さんを外へ預ける方がいい場合もあるでしょう。日本はちょうど春休みだから、台湾の文化を学びに来てほしい」と話す。

 受け入れの中心を担うのは中部の彰化県。張瑞浜・副県長は「外国人に滞在してもらった経験のある家庭が多くあるから任せてほしい」と歓迎している。地元には日本語を話せるお年寄りや日本語を学ぶ若者が多く、言葉の心配も要らないという。
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