Wednesday, December 14, 2011

14/12 オリンパスの損失飛ばし、元監査役も了承

 光学機器大手「オリンパス」の損失隠し問題で、同社が損失を飛ばした国内外のファンドの運用状況は、菊川剛前会長(70)ら歴代3社長以外に、太田稔元常勤監査役(69)にも報告されていたことが関係者の話などでわかった。

 太田元監査役は、経理部長時代から損失飛ばしを了承しており、会社の不正をチェックする監査役になってからも放置していた。証券取引等監視委員会は、太田元監査役の関与の詳細について調査を進めている。
 関係者の話や第三者委員会の調査によると、太田元監査役は経理畑を歩き、1990~2001年の約10年間にわたって経理部長を務めた後、常勤監査役に就任。04年に退職した。
(2011年12月14日07時17分  読売新聞)

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