2011年4月20日23時42分
中部電力と日本原子力研究開発機構は20日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、電源車の配備や緊急時の手順の確認などをまとめた緊急安全対策を経済産業省に報告した。
浜岡原発は東海地震の想定震源域にある。中部電力は、事故で原子炉の圧力が上がった場合、蒸気を外に放出するベント(排気)作業を手動で行うなど、緊急時の手順を再確認した。
もんじゅは一般的な原発と違い、水のかわりにナトリウムを冷却材に使い、炉心の熱を逃がす。計器に電源車のケーブルをつなぐ訓練などを行った。
経産省原子力安全・保安院は今後、立ち入り検査などをして、4月中に妥当性を判断する。
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