Wednesday, April 13, 2011

13/04 asahi - 天声人語 - Quản lý nguy cơ kém cỏi là bệnh quản lý kém cỏi của Nhật ở level 7

011年4月13日(水)付

 日本のプロ野球が遅い開幕を迎えた。打者の目標は王さん、長嶋さん、昨今はイチロー選手あたりか。大リーグのシーズン最多安打など、いくつかの歴代10傑で筆頭にある。現役を示す※印は、記録はまだ伸びるという勲章だろう▼こちらの「現役にして頂点」は困ったものだ。福島の原発事故が、深刻さのレベルで最悪の「7」に引き上げられた。25年前のチェルノブイリ事故と並んだが、フクシマはまだ事故の最中。もう上はなく、あとはレベル7の惨状記録が長くなるだけだ▼四つの原子炉が日替わりで異変を起こし、すでに1カ月以上も放射能を漏らしている。日本の規制当局が「事故は深刻」と自己申告するまでもなく、内外の印象はとうに史上最悪だった▼おととい、きのうと、発熱中の原発を震度6級の余震が襲った。重病人の氷袋がずれ落ちるように、炉を冷やす水が途絶えるトラブルもあった。断末魔の原発をのせたまま、遠慮なく揺れる大地。人災と天災の共鳴に、冷えるのは世界の肝である▼この「恐打者」のユニホームを脱がせるべく、命がけの作業が続いている。現場の士気にすがるほかないが、ご家族はいたたまれないだろう。東京電力はせめて、危険に見合う健康管理と報酬を徹底されたい▼福島を訪れた東電の社長さんは、知事に面会を拒まれ、記者団の前で謝罪して帰った。放射能に追われた住民にはまだ頭を下げていない。合わせる顔がないというのは、長い不祥事の歴史でもレベル7に違いない。

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