Sunday, July 10, 2011

10/07 787がやって来た!中部空港にファンら2千人

中部国際空港に初飛来したボーイング787。左は特殊輸送機「ドリームリフター」(10日、愛知県常滑市で)=尾賀聡撮影
 全日本空輸が、世界で初めて導入するボーイング社の次期主力中型旅客機「787」(愛称・ドリームライナー)のテスト機が10日、羽田から愛知県常滑市の中部国際空港に初めて飛来した。
 787は今月3日、羽田に飛来して岡山、広島などでテスト飛行をしてきた。機体の約35%は、三菱重工業、川崎重工業、富士重工業が愛知県内の工場で製造している。また、ボ社の747型機を改造した特殊輸送機「ドリームリフター」で米国に運んでいることから、東海地方の関係者らへのお披露目と「ツーショット」が実現した。
 午前7時頃、機影が現れると、空港のデッキに詰めかけた約2000人の航空ファンや家族連れが一斉にカメラのシャッターを押して、中部空港への初飛来の様子を写真に収めていた。
 中部空港で記者会見した全日空の小川正人上席執行役員名古屋支店長は、「長距離に向いた機種なので、3年以内に中部空港から欧米やアジアなどの国際線に投入したい」と意欲をみせた。
(2011年7月10日12時12分  読売新聞)

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