2011.4.7 08:14
酒井法子
2009年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた女優、酒井法子(40)が6日、絶大な人気を誇る中国を電撃訪問した。薬物犯罪防止のPR活動に出演するための訪中とみられ、09年8月の逮捕以来となる芸能界復帰に向けての足がかりのようだ。(サンケイスポーツ)
前所属事務所によると、今年1月上旬、酒井に中国の公的機関からPR活動への出演依頼が届いた。前事務所側が「芸能界復帰ではなく、ボランティア活動ならば」と酒井側に話をつなげ、本人が出演を承諾。今回の訪中が実現した。
北京空港に降り立つ姿をスクープしたテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」の報道によると、酒井は現地時間午後1時半に到着。グレーのワンピースでロビーに現れ、「ずっと応援しています!」と日本語で書かれた横断幕を手にした現地のファンら約200人に笑顔で手をふった。
報道陣から日本語で「(薬物犯罪に関する)自分の経験を生かせそうですか?」と聞かれ無言を通したが、「中国のファンに出迎えられて、どうでしたか」の質問には、「本当にうれしかったです」とこたえた。
酒井は1990年の台湾進出をきっかけに中華圏で人気者となり、95年には中国本土でも放送された主演ドラマ「星の金貨」の主題歌「碧いうさぎ」が大ヒット。逮捕された際は、「中国で芸能界復帰して」という声がネットで多数寄せられた。
ある関係者によると、日本で新しい芸能事務所に所属し、5月に開催されるファッションショー「東京ガールズコレクション in 北京」に出演するとの情報もある。のりピーが芸能界復帰へ、いよいよ動き出したようだ。
執行猶予3年の酒井だが、元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士によると「パスポートを持っていれば出国は可能。ただ、薬物犯罪に厳しい国では入国審査の段階で拒否されるケースもある」と語る。中国は最高刑に死刑を規定する薬物犯罪に厳しい国だが、今回の渡中について前所属事務所は「中国政府からの公式招待を受けている」と話している。
No comments:
Post a Comment