巨大地震
東北電力は7日、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)で観測された3月11日の津波の高さが約13メートルに達し、想定の9・1メートルを超えていたと発表した。
同原発の敷地は地震後1メートル沈降して海抜が13・8メートルとなったが、敷地の浸水は免れ、全3基が冷温停止している。
また、地震の揺れも、耐震設計の想定をやや上回る観測値があった。地震計の記録を分析した結果、3号機の原子炉建屋地下では最大加速度573ガルを記録。2006年の耐震指針改定に伴い、耐震性を再検証した想定は512ガルだった。
(2011年4月7日16時21分 読売新聞)
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