Tuesday, April 5, 2011

05/04 菅首相:「最終的には国の責任」双葉地方町村会に支援約束

菅首相:「最終的には国の責任」双葉地方町村会に支援約束

福島県双葉地方町村関係者との会談で町村会長の遠藤雄幸川内村長(左)から要望書を受け取る菅直人首相=首相官邸で2011年4月5日午後4時17分、藤井太郎撮影
福島県双葉地方町村関係者との会談で町村会長の遠藤雄幸川内村長(左)から要望書を受け取る菅直人首相=首相官邸で2011年4月5日午後4時17分、藤井太郎撮影

 菅直人首相は5日、東京電力福島第1、第2原発がある福島県の周辺8町村で構成する「双葉地方町村会」(会長・遠藤雄幸川内村長)と首相官邸で会談した。首相は原発事故を巡る補償について「東電にやれるところはやってもらうが、最終的には国の責任で最後の最後までしっかり対応する」と述べ、国の支援を約束した。

 遠藤会長は「行方不明者捜索、遺体収容ができない。一刻も早く原発を収めてほしい」と要請。「避難生活の将来が見通せない」と、避難指示が出ている20キロ圏内の住民の一時帰宅実現を求めた。首相は「何とか(原発を)安定化させ、皆さんに一つの山を越えたと言える状況を作りたい」と述べた。【吉永康朗、神保圭作、蓬田正志】

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