寒さが本格的になったこの季節、お風呂は体をあたためるのに欠かせないが、効果的な入浴法は意外と知らないもの。そこで、お風呂の達人であるバスクリン広報責任者・石川泰弘さんに正しいお風呂のはいり方を聞いた。
「美容や疲労回復などの目的に合わせて、お湯の“温度”と“量”、そして“時間”を変えるのが正しい入浴スタイルです。例えば、肩こりで悩んでいる人は、41~42度の熱いお湯で、肩まで浸かる全身浴を約10分。痩せやすい体作りを目指すなら、全身浴で軽く体を温めた後、39度ぐらいのお湯で15分以上の半身浴がおすすめ。最近の入浴剤は種類も豊富なので、体調に合わせて選ぶといいでしょう」
石川さんは、次の3つのポイントを紹介する。
【お湯の温度は冬なら40度 夏は39度が目安!】
「1年中、お湯の温度が同じという人はいませんか? お湯の適温は、季節や体調によって異なります。冬場は40度ぐらいが理想的。熱すぎると、浸かる時間が短くなり、かえって温まり方が浅くなります」(石川さん)
【額にじんわり汗をかいたら温まったサイン】
「40度のお湯の場合、入浴時間は10分程度でOK。半身浴の場合は、15分以上かけてゆっくりと温まるのがべスト。ただし個人差もあるので、“額に汗をかいたら体が温まったサイン”と覚えておくといいでしょう」(石川さん)
【痩せたいなら食事の30分前にはいる】
「お湯に浸かると、皮膚の血管が広がり、体の表面へ血液が流れていきます。そのため胃腸の働きが鈍くなり、自然と食欲を抑えられるという効果が。ダイエット中の入浴は、食事の30分前が狙い目です!」(石川さん)
※女性セブン2012年2月16日号
2月07日16時00分
提供:NEWSポストセブン
http://news.ameba.jp/20120207-379/
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