Thursday, June 9, 2011

10/06 汚染水処理に伴う放射性廃棄物、2千立方メートルに

2011年6月10日0時0分

東京電力は9日、福島第一原発で増え続けている高濃度の放射能汚染水を浄化処理した残りかすとして生じる放射性廃棄物が、2千立方メートルになるとの見通しを明らかにした。25メートルプールで4~5杯分の量にあたる。

同原発では汚染水の浄化装置の試運転を10日にも始め、15日から稼働させる予定だが、放射性廃棄物の処理法は決まっていない。

装置では、セシウムやストロンチウム、ヨウ素などの放射性物質を薬剤で沈殿させたり、吸着剤(ゼオライト)で取り除いたりする。この過程で、放射性物質の沈殿物が放射性廃棄物として生じる。放射能の濃さは高濃度汚染水の100倍以上になる見込みで、遠隔操作で扱うことになる。

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