2011/03/18 12:01更新
記事本文【東日本大震災】
民主党の小沢一郎元代表は18日、東日本大震災について自身のホームページで「戦後の荒廃期に匹敵するほどの危機的状況だ」とのコメントを掲載した。東京電力福島第1原発の事故に関し「放射性物質拡散などの事態については政府、東京電力に対し正しい情報を迅速に公表することを強く求める」と指摘した。小沢氏は衆院岩手4区選出で、震災後、初めての談話となる。
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小沢氏のコメントの全文は次の通り。
11日発生の東日本巨大地震と津波による大災害に際しまして、岩手県、宮城県、福島県の3県をはじめ、全国で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
また、被災で亡くなられたご遺族の皆様に、衷心よりお悔やみを申し上げます。
今日の地震と津波による、福島県の原子力発電所における火災や、爆発による放射性物質拡散などの事態につきましては、政府、東京電力に対し、正しい情報を迅速に公表することを、強く求めるものです。
この度の災害は、現在も被害の実態が把握できないほどであり、戦後の荒廃期に匹敵するほどの危機的状況ともいえます。
私たち日本国民は有史以来、幾多の国難を乗り越えてきました。この事態にあたり、今こそ私たちは、その勇気と英知を結集して、この危機を乗り切らなければなりません。
衆議院議員 小沢 一郎
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