Sunday, March 18, 2012

イランと親密関係、北が80年代から武器支援

【ソウル=宇恵一郎】北朝鮮が、1980年9月に始まったイラン・イラク戦争当時、イランに大量の武器を売却していた実態が、18日に韓国外交通商省が公開した外交文書(80、81年分)で明らかになった。
現在も北朝鮮とイランの間には、核・ミサイル開発をめぐって密接な技術協力が行われているとみられているが、80年代からの武器支援関係が土台になっていることが浮き彫りとなった。
80年9月の在イラン韓国大使館の報告では、開戦直後からイランの軍用輸送機が頻繁に、平壌・テヘラン間を往復し武器、弾薬を輸送。同年12月には、16隻の北朝鮮船舶がイランに入港し、小銃2万丁、野砲、対空砲、弾薬、装甲車などを陸揚げしたとしている。また、翌81年4月にも、北朝鮮から弾薬70トンを積んだイランの民間機がテヘラン空港に到着したことが確認されている。

(2012年3月18日19時50分  読売新聞)

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