法務省は15日、東日本大震災前後の外国人の出入国状況を発表した。
震災の前後1週間で、出国者は約10万人増、入国者は約10万人減となり、外国人の深刻な「日本離れ」が浮き彫りになった。
3月5日から震災当日の11日までで、外国人の出国者数は13万9784人だったが、震災翌日の12日からの1週間では24万4418人に急増した。翌週からは減少に転じ、4月2~8日には5万8794人となった。
一方、入国者数は、3月5~11日は15万6579人だったのが、12~18日には5万8195人に激減し、19~25日にはさらに5万651人まで減った。翌週からは増加に転じ、4月2~8日には10万5577人と、震災前の3分の2ほどに回復した。
(2011年4月15日18時47分 読売新聞)
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