KDDI(au)の田中孝司社長は就任1年を迎えて毎日新聞のインタビューに応じ、同社が10月に販売を開始した米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」について、来年3月までにソフトバンクモバイル並みのサービスを提供することを明らかにした。
KDDIは「アイフォーン効果」で、10月には「番号継続制」での転出入で6万8700件の転入超を記録。2年2カ月ぶりにソフトバンクを抜いて首位に立った。ただ、ソフトバンクと違って、自社のアイフォーン以外の端末とは絵文字が変換できない▽メール受信通知が15分おきにしかない--などの理由で契約者からは「不便」との批判が根強い。
田中社長は「(自社側の技術的)準備ができていなかった」と認めた上で「来年3月までにはソフトバンクと差がないようにしたい」と述べた。【種市房子】
No comments:
Post a Comment