Monday, November 14, 2011

14/11 福島県の甲状腺検査、医師らが県内各地へ

東京電力福島第一原発事故を受けて、福島県が18歳以下(4月1日時点)の県民約36万人を対象に実施している甲状腺検査で、医師らが県内各地に出向いて行う巡回検査が14日から始まった。

この日の検査は川俣町内の保育園1か所と町災害対策本部がある町保健センターで行われ、約250人が受診。喉に超音波の検査機器を当てて甲状腺の画像を映し出し、しこりの有無を調べた。結果は約1か月後に郵送される。


生後10か月の長女が検査を受けた同町小神、主婦松本久美子さん(34)は「早く安心できるよう、もっと早く実施してほしかった」と話した。

検査は警戒区域などに指定された浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区を対象に県立医大病院(福島市)で10月から先行実施。巡回検査は同病院から遠隔地の住民のために行うもので順次対象を広げ、2014年3月末までに1回目の検査を終える。

(2011年11月14日19時12分 読売新聞)

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