【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省と情報当局は2日、ウサマ・ビンラーディンが潜伏していたパキスタン北部アボタバードの邸宅の見取り図や航空写真を公表した。
米当局の分析によると、邸宅は2005年ごろに建築。敷地は高さ3~5・5メートルの塀に囲われ、建物につながる通路には二重のゲートが設けられていた。
敷地のほぼ中央に3階建ての建物があり、ビンラーディンは2階と3階に妻や息子と一緒に住んでいた。
3階部分のバルコニーには高さ約2メートルの覆いがあり、反対側の壁面の窓にはすりガラスがはめられるなど「どの角度から見ても内部の様子をうかがい知れないようにする工夫」(米情報機関高官)が施されていた。
(2011年5月3日22時31分 読売新聞)
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