【シリコンバレー=岡田信行】米マイクソフト(MS)は16日、主力の業務用ソフト「オフィス」の次世代版を公開した。パソコンだけでなく、タブレット(多機能携帯端末)も動かせる次世代OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8」に対応。タブレットで使いやすくするほか、インターネット経由で機能やデータを利用できるクラウドコンピューティングへのシフトを一段と進める。
サンフランシスコ市内で記者会見したスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は「『オフィス』はサービス」と強調。パソコン向けソフトとしての一時代を築いた「オフィス」の単品販売は続けるものの、クラウド化やタブレット対応、スマートフォン(高機能携帯電話)との連携が進んで、ネット経由で機能を提供する「サービス」としての色彩が強くなると説明した。
2012/7/17 9:27
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