Monday, June 18, 2012

沢尻エリカの母リラさん 取材加熱でマンション住民から「出ていけ」?


7月に復帰作とも言える映画の公開を控える沢尻エリカ。
過激なシーンの撮影で精神的なバランスを崩したと言われていたが、実は大麻常用しているのではという疑惑があるらしい。『週刊文春』が2週(5月31日・6月7日号)にわたり報じた記事では、沢尻が大麻使用を認める供述が載った文書も掲載された。
当の本人が行方をくらましている中、ワイドショーが連日母親であるリラさんの住むマンションに殺到。度重なるスキャンダル、そのたびに訪れる多くの報道陣…。このストレスフルな環境にマンションの住人たちから、ついに「出て行ってほしい」という声が上がっているという。
共用スペース、密接な構造など、マンションの特性が仇となった今回の出来事。実はこんなトラブルはワイドショーの中だけでなく、身近でも多く存在するようだ。
国土交通省が平成20年度にまとめたマンション総合調査によると、「特にトラブルは発生していない」が全体の22.3%。よって約80%は大小はあるものの何かしらのトラブルを抱えているという結果に。
トラブルの中でも圧倒的に多いのが「居住者間の行為、マナーをめぐるもの」(63.4%)。その詳しい内訳は以下のようになっている。
1、生活音 37.1%
2、ペット関連 34.8%
3、違法駐車 31.4%
ちなみにその処理方法は「管理組合内で話し合った」が67.2%と最も多く、次いで「マンション管理業者に相談した」45.2%、「当事者間で話し合った」は25.6%となっている。希薄になりつつあるご近所付き合いの形相に反映して、自分たちでというより第三者を介した解決方法が主流のようだ。
ではトラブルが発生する前に、未然に防ぐ手段はないのだろうか。福岡の不動産関連事業、株式会社メイクコーポレーションのHPにこんな解決方法が掲載されていた。
「まずは入居したときの挨拶をしておきましょう。『はじめまして!』とその一言さえ言っておけば関係がスムーズになることは多いです。挨拶をしておけばトラブルが起きたときに話をしやすいのですが、いざ実際にトラブルが起きたときはまずマンションの管理人さんに相談をしてください」
お隣はどんな人が住んでいるかわからないから…なんていうイマドキなご近所関係から一歩進んで、日頃からきちんと向き合っていくことが、唯一の解決法なのかもしれない。

2012.06.18 06:00



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