Wednesday, January 25, 2012

“金融詐欺”に、ご用心!


荻原博子の“がんばれ!家計”

2012年1月25日

文・荻原博子
 警察庁によると、昨年の全国の“振り込め詐欺”の被害額は、127億8179万円と、その勢いは、依然として衰えていないようです。
 中でも新たに注目されるのが、“義援金詐欺”。これは、公共機関や親戚などを装って、電話やメールなどで、東日本大震災への義援金を募集するもの。親戚が大変なことになっているなど、振り込め詐欺のテクニックを使ったもの。
 「還付金が受け取れますので、すぐにATM(現金自動出入機)で引き出してください」という、“還付金詐欺”も多いようです。電話でATMの前に誘導し、操作指示を出して、「受け取りできるので、○番目のボタンを押してください」などと言葉巧みに振り込みボタンを押させてしまう。機械操作が苦手な老人などがひっかかりやすい手口です。
 会
社の資金繰りに頭を悩ませるこの時期に起きやすいのが、“融資保証金詐欺”。金融機関や関連会社などを装って、「特別金利で融資します」などとニセの電子メールを送り、「融資して欲しい」などとメールを送り返すと「特別金利なので、保証金が必要です」などさまざまな口実をつけて金を振り込ませます。もちろん、融資は受けられません。
 中には、銀行員、警察官、税務署など、それらしい役職を名乗り、「徴収しすぎた金を振り込みたいので、口座と暗証番号を教えてください」などと電話をかけてくるケースもあります。けれど、電話で口座番号を教えろなどと言ってくる公的機関や金融機関は、絶対にありません。
 金融機関を装って偽メールを送ってだます、「フィッシング詐欺」も増えています。送られたメールをクリックすると、いつも使っている銀行のホームページが出てくるので、本物だと思ってIDや暗証番号を入力すると、その情報が盗まれ、口座から現金が引き出されます。ネットで銀行を利用する時には、あらかじめ自分が登録した画面を使いましょう。
 詐欺の手口も巧妙化されているので、おかしいと思ったら、もよりの消費者センターなどに連絡しましょう。

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