Tuesday, February 8, 2011

08/02 10ドル以上のワイン消費が増加、量から質へ

世界で飲まれるワインの単価が上がっていることが、世界最大のワイン&スピリッツ見本市「ヴィネクスポ」事務局の調査でわかった。

1本の販売価格が10ドル以上のワインの2009年の消費量は、スティルワイン全体の7・53%を占めた。05年から09年までに20・15%増加したことになり、09年から14年までにさらに15・37%増加すると見られる。

09年の小売価格レベルでのワイン販売金額は、05年より9・25%増の1831億500万ドルとなった。同じ期間のスティルワイン消費量の増加幅は4・2%であり、販売金額が消費量の約2倍の速さで増加している。10年から14年の間も同様の増加傾向をたどる見通し。ワイン消費が量から質に転換している表れと見られる。

(2011年2月8日 読売新聞)

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