Sunday, April 24, 2011

28/03 オノ・ヨーコ、坂本龍一さんら、NYで復興支援公演

写真:復興支援コンサートで熱唱するオノ・ヨーコさん=ニューヨーク、ショーン・ブラックビル氏撮影拡大復興支援コンサートで熱唱するオノ・ヨーコさん=ニューヨーク、ショーン・ブラックビル氏撮影

写真:復興支援コンサートで熱演するオノ・ヨーコさん(左)とショーン・レノンさん(右)ら=ニューヨーク、ショーン・ブラックビル氏撮影拡大復興支援コンサートで熱演するオノ・ヨーコさん(左)とショーン・レノンさん(右)ら=ニューヨーク、ショーン・ブラックビル氏撮影

 【ニューヨーク=田中光】東日本大震災の復興をニューヨークで支援する一連のライブ「コンサート・フォー・ジャパン」が27日夜、始まった。日本在住経験もあり、現代音楽の第一人者であるジョン・ゾーンさんの提案。4月9日まで5回の公演が決まり、坂本龍一さんやノラ・ジョーンズさんら、ニューヨークを拠点とするアーティストたちが呼びかけに応じた。

 初日の27日にコロンビア大学であったライブには、ゾーンさんのほか、オノ・ヨーコさんとショーン・レノンさん、矢野顕子さん、ソニック・ユースら、ジャンルを超えた7組が出演し、「東北に神のご加護を」「あきらめないで」などと訴えた。オノさんは「みなさんの寄付は、10倍になって返ってくる」と語りかけた。

 ゾーンさんのレコード会社に所属する作曲家にしな・あやさんが被災地の仙台市出身ということもあり、ライブの発案から48時間でチケットが完売するという勢いで進んだ。「こうしたイベントは、義援金を集めるだけではありません。人々の心を結びつけ、私たちの癒やしにつながる」とゾーンさん。8日に出演予定のにしなさんは「被災者のみなさんには、無理をしないで一歩一歩、一緒に進めたら、といいたい」。

 ライブの収益金はすべて、米国最大級の日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」に寄付されるという。

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