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Wednesday, July 6, 2011

06/07 「県民として恥ずかしい」…辞任復興相の地元


「被災者の気持ちが分かっていなかったのか」「県民として恥ずかしい」――。

福岡県選出の松本龍衆院議員が「放言」をきっかけに復興相を辞任した5日、県内の有権者らからは厳しい批判や落胆の声が相次いだ。

「担当大臣にふさわしくなかった」と指摘するのは糸島市でギャラリーを営む長岡秀世さん(61)。「東北の人たちの悲しみをくみ上げる気持ちがあれば、ああはならなかったはず。国がやってあげるという気持ちがうかがえるが、(考え方が)根本的にずれている」と批判した。

「県民として恥ずかしい」と訴える有権者も。太宰府市吉松の自営業福澤愛子さん(60)は「岩手、宮城県知事を格下に見たような、ちょっとひどい物言いだった。人の上に立つ方は、誰に対しても、言い方を考えるべき。同じ福岡県民として恥ずかしい」

福津市津屋崎の柴田富美子さん(77)は「大臣の発言が福岡の声だと思われたのなら、被災地の方々には本当に申し訳ない」とも。「本当に最近の政治には不信感ばかり。民主党にはしっかりした人材はいないのかしら」とため息をついた。

手腕に期待していた人からは、落胆の声が上がった。福岡市南区の会社員松下雄三さん(25)は「一連の発言を報じるニュースを見た時、そこまで言うならどれほどの手腕を発揮できるのかと注目していたが、失言で辞任とは残念。県出身の大臣として、被災地を支えてほしかった」と残念そうに話した。

2009年の衆院選で松本氏に投票したという福岡市博多区のタクシー運転手中島純孝さん(62)は「被災地での態度にはがっかり」としながらも、「民主党が世の中を変えてくれるという期待で投票し、地元から大臣が誕生した時はうれしかった。またチャンスはあるだろうから、頑張ってほしい」と話した。

福岡市の高島宗一郎市長はこの日の定例記者会見で、「日本を救うために頑張ることを市民も期待していた。発言を元に辞任し、非常に残念」と述べた。

(2011年7月6日10時26分 読売新聞)

Tuesday, April 26, 2011

26/04 福岡市女性の未婚率、指定市で最高 少ない同世代男性

グラフ:男性1人に対する女性の人数(20代)拡大男性1人に対する女性の人数(20代)

グラフ:未婚の人の割合(女性)拡大未婚の人の割合(女性)

 全国の大都市で20代後半から30代前半の未婚女性の割合が最も高いのは福岡市――。こんな調査を日本政策投資銀行九州支店がまとめた。働く場所に恵まれた街で活躍する女性が集まる一方、同世代の男性が少ないことが一因のようだ。

 全国19政令指定市について平均初婚年齢(28.6歳)前後の女性で、結婚していない人の割合(未婚率)を調べた。2005年の国勢調査によると、25~29歳は福岡が68.8%で最も高く、京都の68.0%が続く。福岡と北九州の差は9.3ポイントになる。30~34歳の未婚率も福岡が41.0%で最高だ。

 未婚女性が多いことについて、福岡県男女共同参画センター「あすばる」の村山由香里館長は「仕事をこなしながら、買い物や遊びも楽しむ自立した女性が増えているという見方もできる」と話している。

 未婚率が高い理由として政投銀は「男女のバランスの偏り」を挙げる。2010年の調査では、福岡の20代人口は女性が10万2千人に対し、男性9万4千人。男性1人に対して女性が1.1人いる計算で、その差は指定市などの中で最大だ。

 女性が働く例が多い小売り・飲食などサービス業が集中しているのが、偏りを生む一因のようだ。福岡市のまとめでは、サービス業など第3次産業で働く人の割合は88.3%。北九州の77.2%を大きく上回り、全国の大都市では最も高い。

 逆に、福岡で製造業など第2次産業で働く人は11.6%。全国の大都市で最も低く、鉄鋼や化学などの工場が集まる北九州(22.8%)の半分だ。福岡市の担当者は「古くから商人のまちとして発展してきた伝統も影響しているようだ」とみる。

 百貨店など多くの小売り・飲食店が入るJR博多駅ビル開業も、男女の偏りを拡大させる可能性もある。政投銀は「バランスが崩れたままだと未婚率がさらに上がり、少子化に拍車をかけかねない。福岡市は企業誘致などで若い男性が働く場をつくるべきではないか」と指摘する。(竹下隆一郎)