原発ゼロへの現実的展望を描こう
2012年02月20日
「とにかく、やればできる。ただちに脱原発を」。「いや、原発なしでは経済生活が立ちゆかない」。世論はそんな両極の意見に分かれているようにみえる。
だから、「だんだんと原発を減らしたい」という意見が多数派のようにも見えるが、それは「今すぐに脱原発は難しいから、当面は使っていかざるをえないのではないか」という見方と隣り合わせであるような印象もぬぐえない。
かくいう筆者も「こうすれば、○○年までに脱原発は可能だ」というほどの材料を持ち合わせていない。だが、考え方の基本は持っているつもりだ。「既存の水力発電を含む再生可能エネルギーによる発電(とくに太陽光、風力、燃料電池、小型水力)を増やし、原発を代替する」という基本戦略。