2012.3.27 12:07 (1/4ページ)[westナビ]
都会などで人知れず息絶える「孤立死」が社会問題化する中、遺族に代わって故人の遺品を整理する仕事が注目を集めている。周囲に忘れ去られたように亡くなった人の最期を紡ぐような仕事で、高まるニーズは問題の深さを映し出しているようでもある。大阪の業者の遺品整理に同行した。
「年3万人超の自殺者より多い」
3月上旬の昼下がり、大阪府内のとある駅近くのワンルームマンションを、府内で初めて「遺品整理士」の資格を取得した専門業者「メモリーズ」(堺市)スタッフの川上理々子さん(48)らと訪れた。表札のないドアを開けると、折り込み広告を挟んだままの大量の新聞が玄関口や廊下に散らばっていた。