Showing posts with label Radiation hazard. Show all posts
Showing posts with label Radiation hazard. Show all posts

Saturday, February 25, 2012

セシウム新基準 乳児用区別に誤解と不安


産経新聞

2012/02/24 10:12

放射性物質の検査のためにナシを1~5ミリに切る。検査には人手と時間がかかる =福島県いわき市

 厚生労働省が4月から適用を予定している放射性セシウムの新基準値では、新たに「乳児用食品」の基準が設定され、一般食品(1キロ当たり100ベクレル)の半分の同50ベクレルとした。厚労省は「子供が放射性物質の影響を受けやすいとされる点に配慮した」と説明する。
 これに対し、消費者団体「フード・コミュニケーション・コンパス」事務局長の森田満樹さんは「乳児用食品だけ別に基準を設けることで、『一般食品を子供に食べさせるのは危ない』と思った人もいるのではないか。実際は一般食品の基準でも十分安全に配慮したものなのに、その説明はほとんどなされず、消費者の不安は解消されないままだ」と指摘する。

Tuesday, January 31, 2012

除染、大手ゼネコンが本格参入 地元業者は危機感


2012年1月31日

写真:大成建設が手がける福島県の除染モデル事業。削りとった土を袋に詰めて、トラックで運び出す=27日、福島市拡大大成建設が手がける福島県の除染モデル事業。削りとった土を袋に詰めて、トラックで運び出す=27日、福島市
写真:  拡大  
 福島県での放射性物質の除染事業に、大手ゼネコンが本格的に乗り出している。国が発注する大がかりなものに加え、規模の小さい自治体の事業も受注している。「将来性」を見込んでいるためだ。地元業者は「仕事を奪われる」と危機感を募らせる。
 27日、雪が降り積もる福島市郊外の民家の庭や小学校のグラウンドで、ヘルメットにマスク姿の作業員が土をスコップで削りとっていた。それを袋に詰め、トラックで運び出す。
 福島県による除染モデル事業だ。県内業者を含む18社が案を出したが、昨年11月に受注したのは大手ゼネコンの大成建設。県除染対策課は「低コストで技術力もある」と評価した。
 除染を発注するのは、放射線量の高い一部地域では国で、残りの地域は市町村だ。県はモデル事業で有効な手法や採算性を研究し、結果を市町村に伝える。
 国のモデル事業を受注しているのは、いずれも大手ゼネコン中心の企業連合。今のところ手作業が中心で、大手の技術力を生かせるケースは少ない。地元では「大手は規模の小さな自治体発注の除染事業まで手を出さない」(建設業者)とみられていた。
 だが、県のモデル事業も大成が受注し、福島市による今月中旬の3地区の事業の一般競争入札でも、大手・準大手が受注した。
 大手幹部は「もうけは少ないが、早めに実績を作り、今後の受注競争で優位に立ちたい」。県内59市町村のうち40市町村が除染を検討中で、これから発注が本格化する。大手は、経験を積めばコストを下げられ、収益を生む事業に改善できるとみているのだ。
 「土壌改良や汚染水浄化などの関連事業が除染から生まれる」(準大手関係者)との期待もある。除染に強いイメージを築いておけば、こうした事業の受注でも有利になるとみる。

Saturday, October 1, 2011

30/09 原発敷地外でプルトニウム…福島・双葉など

 文部科学省は30日、東京電力福島第一原子力発電所事故で周辺地域に拡散したとみられる放射性物質のプルトニウムとストロンチウムの土壌汚染状況をまとめた地図を公表した。

 プルトニウムは、福島県双葉町、浪江町と飯舘村の計6か所の土壌から検出され、国の調査では初めて原発敷地外から見つかった。同省は、「プルトニウム、ストロンチウムによる被曝(ひばく)線量は非常に小さいため、除染対策はセシウムに着目していくのが適切」と話している。

 調査は今年6~7月、原発周辺の100か所の土壌を採取して行われた。東西冷戦時代の大気圏内核実験で日本に降下した放射性物質を同省が事故前10年間に測定した値と比較した。

 プルトニウムが見つかった6か所はいずれも警戒区域、計画的避難区域だった。原発事故で放出されたプルトニウム238の最大値は、浪江町の1平方メートル当たり4ベクレル。これは過去の測定の最大値8ベクレルの半分だった。同省の試算によると、今後50年間の被曝線量は0・027ミリ・シーベルトだった。他の5か所は0・55~2・3ベクレルで、最も遠い検出地点は、原発から約45キロの飯舘村だった。

 一方、原発由来のストロンチウム89、90は45か所で検出された。このうち半減期の長いストロンチウム90の最大値は双葉町の同5700ベクレル。過去の最大値(950ベクレル)の6倍に相当する。50年間の被曝線量の試算は0・12ミリ・シーベルトだった。ほかに、950ベクレルを超えたのは7か所あった。

(2011年9月30日21時12分 読売新聞)

Friday, July 8, 2011

08/07 放射性物質汚染で適用外?ブロック収集男性釈放

 東日本大震災で倒壊したブロック塀などを無許可で収集したとして、福島県警が廃棄物処理法違反容疑で逮捕した男性を、福島地検郡山支部が処分保留で釈放していたことがわかった。

 同法は放射性物質に汚染された「廃棄物」を適用の対象外としており、同支部は原発事故でブロック塀などに放射性物質が付着した可能性があると判断したとみられる。

 福島県警によると、男性は3月24日、同県郡山市長の許可を得ず、ブロック塀のコンクリート片など約1800キロ・グラムの処分を4万2000円で請け負い、車で収集した疑いで逮捕・送検された。地検郡山支部は勾留期限内の4月中旬、男性を処分保留で釈放した。理由について地検は「コメントできない」としている。

(2011年7月8日13時36分 読売新聞)

Saturday, May 21, 2011

18/05 放射能放出、WHO総会で「おわび」 大塚厚労副大臣

2011年5月18日10時4分

 厚生労働省の大塚耕平副大臣は17日、ジュネーブでの世界保健機関(WHO)総会に出席し、福島第一原発事故による放射能放出について「国際社会の一員としておわび申し上げます」と謝罪した。周辺住民の健康調査を長期的に行う方針も示した。

 大塚氏は総会後、「放出は事実であり、おわびする以外ありえないと考えた」と記者団に説明。一部の加盟国からは「もはや(この事故は)日本だけの責任ではない」と言葉をかけられたといい、「日本の姿勢は、肯定的に受け入れられたと思う」としている。

 会合では原発を持たないギリシャが「多大な被害にあった国が、まだ原発を持つのか」と質問。大塚氏は「原子力政策をどうするのか慎重かつ真剣に検討している最中。世界共通の課題だと思う」と答えた。

 また、その後開かれた日本の地震と放射能がテーマの会合でも、被害の現状を説明。住民の健康調査に関する情報は各国と共有したいと強調した。(ジュネーブ=前川浩之)

Wednesday, May 18, 2011

17/05 クラシック音楽界、来日中止など被害12億円超

 日本クラシック音楽事業協会(田中珍彦会長)は17日、海外演奏家・団体の来日中止・延期など、福島第一原発事故への懸念による風評被害を経済産業省に中間報告した。

 被害件数は52件で、事業費約12億5000万円。来日拒否の動きは収まっておらず、被害はさらにふくらむ見込みだ。

 風評被害をまとめている経産省からの要望に基づき集計した。非加盟の団体・音楽事務所を含め、幅広くクラシック音楽界の被害を対象にした。協会は東電や国に対し、補償や支援を求めることを検討している。

(2011年5月17日19時40分 読売新聞)

18/05 津波6時間後には放射能漏れ 1号機、水素爆発の兆候か

図:水素漏出のイメージ拡大水素漏出のイメージ

 東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所1号機で、津波が到達した6時間余り後には、原子炉建屋内に放射性物質が漏れ出ていたことが東電の公表資料でわかった。建屋内側の格納容器が損傷し、水素も一緒に漏れ出ていた可能性が高い。1号機では格納容器内の排気(ベント)が遅れ、翌12日の実施後まもなく水素爆発が起きたが、ベントが早ければ爆発を防げた可能性もあり、東電の対応が検証課題になりそうだ。

 1号機へは3月11日午後3時半ごろ津波が到達。東電が16日に公表した1号機中央制御室の資料によると、午後9時51分、原子炉建屋で放射線が検出されて立ち入りが禁じられた。

 検出量は10秒間で0.8ミリシーベルト。毎時に換算して約290ミリシーベルト。今回の事故で認められた作業員の被曝(ひばく)限度(250ミリシーベルト)に1時間弱で達する高い値だ。

12/05 福島第1原発:構内のグラウンドからプルトニウムを検出

 東京電力は12日、福島第1原発の構内にあるグラウンドから、毒性の強い放射性物質のプルトニウムを検出したと発表した。検出されたのは、プルトニウム238、同239、同240。東電はいずれも今回の事故によって放出された物質とみているが、土壌1キロあたりの濃度は同238の0.11ベクレルが最大だったため、過去の大気圏核実験で日本に降ったものと同等のレベルにとどまり、人体への影響はないと説明している。

 同239と同240の濃度は、土壌1キロあたり0.046ベクレルだった。東電によると、3月21日以降に週2回測定している値からの大きな変化はない。【久野華代】

毎日新聞 2011年5月12日 20時43分


Tuesday, May 17, 2011

11/04 なるほどヒヨコ:ニュースに出てくる「ベクレル」と「シーベルト」は、どう違うの?

 ◇ベクレルは放射能

ほうしゃのうつよさ、シーベルトはからだへの影響度えいきょうどです

 なるほどヒヨコ 原子力発電所げんしりょくはつでんしょ事故じこきてから、ニュースでよくベクレルとかシーベルトという言葉ことばくけど、いったいなにのこと?

 記者きしゃ ベクレルは、フランスの物理学者ぶつりがくしゃ、アントワーヌ・アンリ・ベクレル(1852~1908ねん)の名前なまえです。ウランから、エックス線以外せんいがい放射線ほうしゃせんていることを確認かくにんしたひとで、ノーベル物理学賞ぶつりがくしょう受賞者じゅしょうしゃです。シーベルトも、スウェーデンの物理学者ぶつりがくしゃ、ロルフ・マキシミリアン・シーベルト(1896~1960ねん)からています。放射線測定器ほうしゃせんそくていき開発かいはつした功績こうせきで、その名前なまえ単位たんいになりました。

 ヒヨコ なに意味いみするの?

 記者きしゃ ベクレルは、放射線ほうしゃせん能力のうりょく放射能ほうしゃのう」のつよさをあらわ単位たんいです。

 原子力発電げんしりょくはつでん燃料ねんりょう使つかわれるウランやプルトニウムは、ほうっておくと、勝手かってにどんどんこわれる「核分裂かくぶんれつ」をこします。このとき人間にんげんからだ有害ゆうがい放射線ほうしゃせんします。ベクレルは、1秒間びょうかんにどれだけこわれるかをあらわ単位たんいあたいおおいほどたくさんの放射線ほうしゃせんます。

 ヒヨコ じゃあ、1ベクレルよりも10ベクレルのほうが、からだへの影響えいきょうおおきいってこと?

 記者きしゃ どんな物質ぶっしつから放射線ほうしゃせんたのか、また放射線ほうしゃせんからだびたか、放射性物質ほうしゃせいぶっしつふく食品しょくひんべたかによって、からだへの影響えいきょうわります。つまり、ベクレルのあたいが10ばいといって、からだへの影響えいきょうかならずしも10ばいではありません。

 ヒヨコ むずかしいなあ。

 記者きしゃ 具体的ぐたいてき説明せつめいしましょう。放射性物質ほうしゃせいぶっしつ「セシウム137」が、1キログラムあたり1まんベクレル検出けんしゅつされたものがあるとします。このもの一度いちどに500グラム(0・5キログラム)べると、その場合ばあいからだへの影響えいきょうは、0・065ミリシーベルトです。

 ヒヨコ どんな計算けいさんなの?

 記者きしゃ ベクレルをシーベルトに換算かんさんするまったかず係数けいすう」があります。セシウム137をべた場合ばあいは、ベクレルのあたいべるりょうけたものに、さらに係数けいすう0・000013をけます。「ヨウ131」をふくものべた場合ばあいは、係数けいすうは0・000022です。ヨウ131が1キログラムあたり10まんベクレル検出けんしゅつされたものを0・5キログラムべた場合ばあい、1・1ミリシーベルトです。ベクレルのあたいさきほどの10ばいですが、からだへの影響えいきょうは17ばいです。ニュースでベクレルをつけたら、計算けいさんしてみてください。

毎日小学生新聞 2011年4月11日